いや~、どこの国の首相なんでしょうか?岸田というやつは?
経済関係さえ上手くいけばそれで問題なしとでも言いたいのか?
国民の声を聴く耳は持たないけど、政治資金を寄付してくれる財界の声はしっかり聞いているようだが、自国の領土ひとつまともに守ろうともしない奴等に国を任せていていいのかと、暗澹たる気分だ。
上記の記事では、韓国が竹島を事実上実効支配していることに対して、何の抗議もしなかったようだ。
このままでは、既成事実として竹島は韓国領になってしまうだろうね。
本来ならば、韓国の警察が上陸した時点で、断固として排除に乗り出すべきだたはずなのに、結局上陸常駐を認めた形になってしまっているが、マスコミはこれを問題にすることさえしないようだ。
かつて、イギリスは、アルゼンチンがフォークランド島を占拠した際には、断固として戦ったけど、日本は自国の領土が占領されていても、ニコニコと当事国の首相と握手ができるんだ。
腹の底では笑われているだろうな・・・。
さすがに、尖閣問題では一応言及はしたようだが、危機感は無いようだ。
(以下、先のニュースでの関係分引用)
・・・ 尖閣諸島を含む東シナ海などでの軍事活動の活発化について、深刻な懸念を表明。日本の排他的経済水域(EEZ)に設置されたブイの即時撤去を要求した。中国国内で邦人が拘束されている事案に関しても、早期解放を求めた。・・・・
尖閣については、さすがに中国の動きについての記事は出てはいる。
しかし、政府の対応はぬるいままだ。
現地では、漁船が中国の船に追い回されて漁さえまともにできない状況になっているというのに・・・
(以下、上記記事から引用)
・・・政府関係者は「尖閣での日本の主権侵害を常態化し、中国側の『施政権』を国内外に誇示している。既成事実を積み重ねる典型的な『サラミ戦術』だ」と指摘する。
・・・・・・中略・・・
今月には、尖閣周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内で海洋調査中の海保測量船「平洋」を、中国海警局船が執拗(しつよう)に追尾する事態が起きている。
27日には中国軍の偵察・攻撃型ドローン「WL10」1機が東シナ海上空の日本の防空識別圏を飛行した。防衛省によると初めて確認されるタイプの機体で、航空自衛隊の戦闘機がスクランブルして対応した。・・・
段々と中国の対応はエスカレートしている。
イギリスのフィナンシャルタイムズ紙は以下の記事を書いたが・・・
・・・司令官は、中国のやり方を「茹でガエル」戦術と呼んだ。それは、静かに温度を上昇させることで敵に危険を過小評価させ、真に危機的事態に達したときには既に手遅れになっているようにする戦術である。中国はこの戦術を追求し、益々危険な軍事行動で地域の緊張を高めていると司令官は非難した。・・・
上記の記事では、有事の際の同盟軍での指揮命令権の一元化について、日本の対応がぬる過ぎると書いていた。
(以下、上記の記事から引用)
・・・欧州や韓国とは異なり、わが国はいまだその段階には達していないが、古来、同盟軍の戦いでは指揮権を移譲した側の損害が大きくなるとの定評に鑑み、その観点からもわが国は自らの能力強化を早急に進めるべきだという声は傾聴に値する。
なお、報道によれば、林芳正官房長官はさる4月11日の記者会見で、「自衛隊の統合作戦司令部が米軍の指揮・統制下に入ることはない」と説明した由だが、水位はもう少し上昇しそうな気配がする。・・・・・以上。
上記の記事は、4月だが、5月には自民党は「統合作戦司令部」を設ける法案を通過させた。
当面、有事の場合の自衛隊の陸海空の1元指揮をするものだが、これが実際にアメリカとの同盟作戦という事態になれば、アメリカが1元的に指揮を執るようになることは、韓国の場合を見ても明らかな話だ。
もし、そうなったら自衛隊は米軍の先兵としていいように利用されるだろうなあ・・・
それでいいと思っているんだろうか・・自民党?
なんでも、アメリカの言う通りで済むと?
戦争という手段に至ることが無いようにするのが、外交というものなんだが、外交能力というものが、全くなさすぎる無能な政府。
北方領土4島でさえ、日米安保がある限り、ロシアが返す気がないということは、誰が考えても自明な話だったのだが、安倍をはじめ形だけの「政治的成果」が欲しいために、ロシアの言いなりになって、様々な経済支援を与えて、しっかり骨までしゃぶらせていたんだから、おめでたい話だ。
しかも、誰も責任は取らないしなあ・・┐(´д`)┌ヤレヤレ