政府が狙う官製ファクトチェックの問題を、ようやく報道しだした。
しかし、記事を読むと、この法改正が「閣議決定」という手段で行われるという最大の問題点には触れていない。
麻生がナチスに学べと言ったが、実際に、同じ手法を安倍政権以降やってきているんだけどね。
ナチスに学ぶの天王山は、憲法改正での「緊急事態条項」だが、既に露払いとしての「閣議決定」での国会無視の手法を着々と続け、権限拡大を進めている。
安倍国葬でも全く同じだ。
閣議決定する緊急性も法的根拠もないのに、ただゴリ押しだ。
まともに反論するマスコミもなかった。
既にマスコミは抑えたという自負がそうさせている。
今の円安や日本の国力の低下を招いた「失われた30年」は誰が主導したんだ?
反日、反社のカルト教団と選挙と反共で結びつき国民を苦しめた挙句、恨みの凶弾に倒れた愚かな人物を、天皇と同じ国葬にするだとかありえない話。
今の法体系の中で、「国葬」にできるのは天皇だけなのだが、安倍国葬の法的根拠を誰か教えてくれ。
閣議決定の事務的法律(省庁所管業務を定めたに過ぎない法律)の拡大解釈は、法的根拠ではありえないよ。
一般人を「国葬」出来る法的根拠は、現在の法律の条文上には無い。
もし、やりたければ憲法改正するか、「国民葬」的なものをしっかり議論して作るしかないはずだ。
前例とされた「吉田国葬」もまた法的根拠は無いまま強行されただけだ。
こうした強行の積み重ねが、憲法改悪へと道を開くのだ。