ケアマネとして提案することのひとつに介護保険での訪問リハビリがあります。
去年、東京新聞で【呼吸療法認定士】というものがあることを知り、身体のリハビリだけでなく、呼吸器のリハビリテーションもできることを知った。
そして、高齢者の中にはかつてヘビースモーカーで肺をヤられている人が結構いる。
在宅酸素療法の人もいる。
そういう利用者さんに呼吸器のリハビリを勧めたらどうだろうと思い、呼吸療法認定士の資格を持っているリハビリスタッフのいる訪問看護ステーションを見つけて提案してきた。
ところがである。
呼吸リハで利用者を勧誘?したのに、普通のOTが来ることになった。
え?と思ったけれど、OTでもPTでも呼吸筋を鍛えたり機能訓練をすることは出来ますから大丈夫です、と。
そのへん、専門的なことはわかりませんが、ではなぜ【呼吸療法認定士】という資格があるのでしょうか。
ふつうに自然に疑問です。
出来ますから、と言われても、それ(呼吸リハ)で利用者さんをその気にさせた身としてはなんか納得がいかない。
そういう場合(ケアマネに言われたのと違うよと利用者さんが言った)には、管理者が利用者さんにきちんと説明するから大丈夫です、と。
では、【呼吸療法認定士】ってなんなのでしょうか?
そこへプラス。
女性のリハスタッフが入っている利用者さんから、前々から女性ではマッサージの力が弱いと言われていた。
利用者さんにはリハビリとマッサージは違うから、マッサージはおまけと言うか、筋肉をほぐすためで、メインは機能訓練をすることですよと言い続けてきたけれど、男性に入ってほしいと言われていた。
なので、それを某訪問看護ステーションの管理者さんに言ってみた。
そしたら「基本的に、虐待があったとかで女性ではダメ、男性ではダメ、というケース以外は男女のスタッフは選べない」と言われました。
その事業所のスタッフの訪問ルートの関係もあるそうです。
しかし、それはこっち(利用する側)からすると、ちょっと勝手な言い分ではないかと思った。
恥ずかしいから同性が良いってゆう人もいます。
そういう高齢者の気持ちを汲んでくれないってどうなんでしょうか?
そして、男性スタッフと替わって、かえってマッサージ要求が強くなったらどうするんですか?と。
え?そのあたりは専門職なんだから、専門家として利用者さんを説得するのはそちらの役目では?
その責任はケアマネに来るんですか?
正直、この事業所にはもう頼みたくないと思っている。