こんにちは😃

ご訪問ありがとうございます。



久しぶりの更新です。



私は先月末頃からキャンピングカーで

9泊10日で静岡県を旅行していました。

実は、春になったら南下して、

桜前線と共に北上しようと思っています。

遠くに行くのはその時のお楽しみとして、

今回はさほど遠すぎない、

ともかく仙台より暖かな所ということで

静岡県に決めました。

もちろん、チワワの愛犬2匹も一緒です。



とは言ったものの、

現実には遠かったー!!

なんだかんだと時間が過ぎてしまい、

家を出たのは11時くらい。

トラキャンのハッピーワンプラスは、

80キロ以上スピードを出すと、

少しの風でも横揺れが酷くなります。

隣を大型トラックが通ると、

外側に弾かれるように横揺れします。

そこでのんびり一般道を通って、

静岡に向かいました。

仙台を出て、ようやく夜の7時過ぎに

栃木の上河内SAに到着。

ここで1泊目の車中泊となりました。



そして2日目。

目覚めてから化粧や身支度を済ませ、

わんちゃん2匹のお散歩、

朝ご飯を食べて出発したのが9時半頃。

昨日は宮城を出て福島を通り過ぎ、

栃木県で車中泊。

そして埼玉、東京、神奈川を通過して、

今日こそ静岡の富士山に最も近い

道の駅すばしりに到着の予定です。



車では栃木県までしか行ったことが

ないので、その先の特に大都会東京を

通過することには、

結構不安を感じていました。

しかし、特に何事もなく

通過することができました。

ようやく静岡に入り、

道の駅すばしりを目指す頃には

すっかり日も暮れてしまいました。

辺りはどんどん通る車もなくなり、

いよいよ左は御殿場、

右は富士山方面という頃には

雪もちらつき始め、

車内も車のエアコンだけでは

寒さを感じるようになりました。

運転席のすぐ後ろだけをベッド展開して

わんちゃん達のベッドを

置いていたのですが、

見るとわんちゃん達も

小刻みに震えていました。

そこで、慌ててFFヒーターを

点けてあげました。



それからしばらくして、

ようやく道の駅すばしりに着いたのが

夜の8時頃。

降り積もるのかと心配していた雪も、

その頃にはやんでいました。

もう、当然のことながら店舗も

営業はしていません。

私の車も含めて、止まっている車は

10台もいませんでした。

その夜は、家からパック詰めしてきた

おかずの残りと、レンジでチンする

ご飯で夕飯を済ませました。

そして、すぐに眠ってしまいました。



3日目の朝、

この道の駅は富士山が見えると

聞いていたので、楽しみに車内の窓の

シェードを開けてみました。


あれ?

何も見えないぞ…。


外に出て確認してみましたが、

四方どこを見渡しても、

山などどこにも見えません。


なんだ、何も見えないじゃん。


少しがっかりした思いのまま、

身支度や朝食を済ませました。

そして、道の駅が開店したようなので、

中に入ってみました。

一通りお店の中を見まわし、




ふと清掃をしていた従業員の方に

聞いてみました。


「ここは富士山が見えると聞いたの

 ですが、どこから見ることが

 できるんですか?」


従業員の方

「2階に足湯のコーナーがあるので、

 そこの脇の通路を通り過ぎて

 奥に進んでください。

 するとテラス席がありますから、

 そこから見えますよ。」


その言葉通り行ってみました。




建物の脇にある階段を登り



2階には、さらに数段の階段を登ると、

足湯の施設がありました。

その脇の通路を通って行くと…



そこにはテラス席があり、

その目の前には枯れ色の芝生が

敷き詰められた広場がありました。



そして、その上の方を見ると…



雲こそかかっていたものの、

青い空に白い雪を被った富士山が

現れました。

しかも、なんということかしら!

みるみる雲が流れて行き、

はっきりとした富士山の姿を見ることが

できたのです!



正直、せっかく富士山が見られると

いうから見てみよう…くらいの

気持ちなだけで、普段からそんなに

山に興味もなかったのですが、

初めて見た富士山の姿に、

私は心の底から感動してしまいました。

こんなに近くに見えるくらい、

大きくて美しい形の山。

しばらく立ち尽くして、

見つめてしまいました。

自分でも富士山にこんなに感動するなんて

思いもよらないことでした。



ちなみに足湯のコーナーはこんな感じで、

かなりゆったりと過ごすことが

できそうです。



後で気づいたのですが、

私は駐車場の右手に車を停めていたので

見ることができなかったのですが、

左手に停めると建物の脇から少しだけ、

富士山の山頂を見ることができました。




建物前の左手には、富士山の水を

持ち帰ることができる水道も

設置されていました。



なんだか、朝から思いがけず

感動してワクワクしてしまいました。

1日半かけてここまで来た甲斐があったと

いうものです。

まだまだ見ていたかったのですが、

旅は始まったばかり。

名残惜しいですが、先に進もうと

車のエンジンをかけました。



なんだか素敵な旅の幕開けとなりました。