こんにちは

ご訪問ありがとうございます。



最近は3日に1度の頻度で

更新していたのですが、

この1週間更新できませんでした。

それは、救急車で運ばれた知人に

付き添っていたからです。



先日の日曜日、お友達の実家に

お届け物をしに伺いました。

と言っても、そのお友達とは

10代の頃からの付き合いで、

お宅にもよく伺っていたので、

お母さんとも親しくさせて頂いて

いました。

現在はお友達は海外出張に行っていて、

お宅にはお母さんが1人でいます。

お友達は高齢になったお母さんを、

ひと月とはいえ1人にして行くことに

不安を感じていたのでしょう。


友達

「申し訳ないんだけど、

 私が帰国するまでの間、

 たまに我が家を覗いて貰えるかなぁ?

 もう85だからさぁ、心配なんだよね。

 ずっとひとりにしとくの。」


「いいよ。

 買い物に行く前に必ず寄ってみるよ。

 何かおばちゃんが欲しいものがあったら

 買ってくるし。」


友達

「ありがとう。

 助かるわ。」


そう約束していた私は、

先日もかき氷のアイスを持って、

友達の実家を訪ねてみました。



その日は仙台も30度を超える猛暑。

おばちゃんは玄関の戸を開けたままで、

家の中を風通しよくしようとして

いたようでした。


「こんにちは、おばちゃん。」


おばちゃん

「……。」


「おばちゃん?

 入るよ。

 お邪魔します。」


家の中に入ってびっくり!

おばちゃんは窓こそ開いていたものの、

エアコンもつけない居間で

座卓に顔を伏せていました。


「おばちゃん、どうしたの?

 具合悪いの?

 大丈夫?」


おばちゃん

「mimiちゃんかい。

 なんだか頭痛くて…。」


「病院連れて行こうか?」


おばちゃん

「いや、大丈夫だよ。

 ちょっと休んでたら治るから。」


「おばちゃん、

 エアコンもつけない部屋にいて、

 熱中症になっちゃうよ。

 お水はまめに摂ってる?」


おばちゃん

「うん、麦茶をさっき

 一口飲んだ……。」


んっ?

なんだ?

なんか途中で口が回らなくなったような?

もしかして⁈


「おばちゃん

 ちょっと麦茶飲もうよ。

 飲んでみて。」


座卓の上にあった麦茶の入ったグラスを

おばちゃんの口元に持って行きました。

するとおばちゃんは手を添えて

麦茶を飲み始めたのですが、

口の脇から麦茶はタラタラと顎に伝わり、

服を濡らしてしまいました。


「おばちゃん、麦茶飲めないの?

 口に入っていかないの?

 どっか痺れてない?」



私は初めは熱中症ぎみなのかと

思っていたのですが、

飲もうとした麦茶が口の脇から

こぼれていく様を見て、

これはもしかしたら脳梗塞かもしれないと

思いました。

3年前に亡くなった母と同じ脳梗塞。


これは大変なことになった!


私は慌てて救急車を呼びました。




続きます。