こんにちは😃
ご訪問ありがとうございます。


私の母は我が家から8軒離れた所に
住んでいました。
しかし、その母も亡くなり
現在家は空き家となっています。


その家を売りに出そうかと思っていたら
息子から電話がありました。

「ねえ、今住んでいるアパート
 2年で契約を更新するか解約するか
 決めなきゃならないんだけど、
 ばあばの家をリフォームして
 住んじゃだめかな?」

思いがけない申し出でした。


私は日頃から子供達に、

「私は年をとっても
 なるべくあなた方の世話にならないように
 生きていこうと思っているから、
 その代わり葬式代以外は何も残らないと
 思っておいてね。
 老人ホームに入るかもしれないしね。」

そう言っていました
しかし、母の晩年を見ていると
業者さんに依頼するほどのことでは
ないのだけれど、
どうしても人の手を借りたいことが
日々の暮らしの中にあるということに

気付かされました。
例えば、3m近く高い天井の電球も
今なら脚立に上って取り替えられますが、
年をとったら脚立に上るなど
とても危険な行為です。


だから、ある日息子に相談しました。

「私が年をとってきたら、
 だんだん思うように

 動けなくなるじゃない。
 それでも、ちびやみぃ君(愛犬)が

 生きてるうちは

 今の家で頑張ってお世話をして

 生活しようと思っているの。
 でも、ワンちゃん達も死んじゃって、

 いよいよ私も高い所に上るのは

 無理だとか、

 重いものが持てないわ…なんて

 なってきたら、

 同居はしなくていいから

 その時住んでいる

 あなたの家の近くに

 アパートとか借りて住んでいい?」
 
 すると息子は

「全然構わないよ。
 同じアパートやマンション内に

 住むことが出来たら理想だね」

と言ってくれました。


それが、現実にすぐ8軒先に

住んでくれるというのです。
これは私には、嬉しい申し出でした。
勿論、彼女も同意しての申し出です。
私はすぐに快諾しました。


息子達がこちらに引っ越してくるまで
あと1年2か月。
それだけに、今朝の記事のとおり
我が家にはもうお正月やお盆でも

息子が泊まることはないだろうと

思っていました。






それが、昨夜急に息子がやってきました。

しかも泊まるというのです。


「ななちゃんは?」


息子

「ななちゃんのお義父さん達、

 いい蟹が手に入ったから

 蟹の鍋を今晩やるんだって。

 だから、ななちゃんの大好物だから

 一泊して食べて来るって。」


「あら、そう。

 すごいご馳走だわね。

 それは2時間運転してでも

 帰省したくなるわね。」


そう言いながら、私もテーブルの上に

お節やオードブルを並べ

そしてお雑煮の汁を温めました。



残念ながら娘は焼肉屋のバイトで

夜中の12時を過ぎてからの帰宅と

なりましたが、お酒も用意して

2回目の年越しを迎えた気分でした。

3人の宴会は午前3時まで続きました。

本当に思いがけず

楽しく嬉しい夜となりました。