皆様、ご機嫌YOです!
数年前に起きた日大アメフト部の悪質タックル問題については、皆様おそらく覚えておられるかと思います。
この問題はまさに日本の組織に未だ残っている悪しき体質が生み出した一件であり、その体質は忌むべき旧帝国の時代に培われたものなのです。
今回は日大アメフト部の悪質タックル問題とその調査報告書を通じて、未だ日本社会に蔓延る旧帝国時代の悪しき体質について一緒に考えていきましょう。
この問題の事後対応については、監督とコーチに強いられたとは言え悪質タックルをした学生が実名と素顔を晒したうえで誠意ある謝罪をしたのに対し、監督やコーチ・日大は終始後手後手に回り全く誠意を見せませんでした。
その結果、加害学生は誠意を認められ世間と被害者に許されたのに対し、日大や監督連中は大炎上し監督とコーチは追放されると言う残当な結末を迎えました。
なお、悪質タックルをした選手は自分の罪を許せず一度はアメフトの道を断念しようとしましたが、最終的に周りの支えで選手に復帰して副キャプテンとしてチームを支えました。後に社会人アメフト選手として活躍するに至ったのはせめてもの救いと言うべきでしょう。
無論、それには彼の誠意をもって自分の罪に向き合う姿勢があってこそです。これは追放されてからも自己正当化を繰り返した元監督・コーチとは好対照と言えます。
以上、今回は日大悪質タックル問題のお話でした。
まあ、日大とアメフト部の悪夢はまだまだ続くんですがね!