水木しげるの過酷な戦争体験

皆様、ご機嫌YOです！

「ゲゲゲの鬼太郎」などの代表作を生み出し、様々な魅力的な妖怪を掘り起こし、生み出した漫画家、故水木しげる氏。

水木しげると言えば妖怪漫画のイメージですが、それと同時に彼は太平洋戦争を題材とした数々の戦争に関する漫画も生み出しているのです。それは彼が徴兵されて南方戦線で味わった地獄のような体験から来る説得力のある作品であり、彼が戦争を徹底して忌み嫌う理由でもあります。

今回はそんな水木しげる、本名武良茂氏の過酷な戦争体験を一緒に見ていきましょう。

【水木しげる】ラバウルに派遣された武良茂さん。過酷すぎる軍隊時代を漫画に。

皆様ご存じの通り、先の大戦にて彼は何度も死にかけ片腕を失ってしまいます。かろうじて終戦で命を拾った彼は現地の人と仲良くなり、帰化をも本気で考えたとか。

ちょっとした偶然の積み重ねが無ければ、偉大なる漫画家水木しげるの才能は花開かぬまま終わり、日本の妖怪文化もまた花開かなかったかもしれませんね。