皆様、ご機嫌YOです!

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は憲法記念日から二日遅れの憲法のお話です。

 

薩長政権下の旧帝国、薩長の上層部が天皇の名のもとに効率よく国民を統制するための憲法を作ろうとしていた頃…民間でも様々な憲法草案が考えられていました。

そして、それらは旧帝国憲法よりも遥かに進んでいました。

 

今回はそれらの中でも特に優れた、かつて美智子上皇后が深く感銘を受けコメントも発した「五日市憲法」について動画で見て頂きたいと思います。

 

さて、いかがだったでしょうか。

五日市憲法の特徴、それは旧帝国憲法において軽視された国民の権利を重んじた点にあります。それは現行の日本国憲法と比べても決して引けを取るものではありません。この時代においてこのような進んだ考え方が民衆の中で生まれ、深く論議されていた事は特筆に値する事です。

 

しかし…それらの先進的な考えは天皇の名の下で国を効率的に統制し牛耳りたい薩長政権にとっては邪魔以外の何物でもなかったでしょう。連中が作った旧帝国憲法は民衆の願いとはかけ離れた代物であったのは皆様ご存じのとおりです。

 

今後も憲法については色々と論議もあるでしょうし、それ自体は大切な事だとは思いますが、賢明な国民の皆様は薩長の遺物には乗せられぬようしっかりと我が国の憲法に関心を持っていただく事を願う次第です。