こんばんは。ヘッドセラピストのSayaです。
昨日は、「睡眠指導士初級養成講座」に参加してきました。
こちらの講座は、滋賀医科大学が主催で、日本学術会議から提言された「睡眠学」の国家的プロジェクトに賛同した個人や企業からの寄付により発足された講座です。
私のような個人で参加する人もいれば、会社の研修として、現役のお医者様や、睡眠にかかわる企業の方など様々な職種の方たちが来ていました。
内容は、睡眠の基礎知識から始まり、睡眠の役割とメカニズム、睡眠と環境、睡眠衛生、そして、
細胞を再生する、新陳代謝のホルモン、若返りのホルモンとして今着目されている「成長ホルモン」を世界で初めて発見された、高橋清久先生の「人は眠れないとどうなるか」という、とても興味深いお話を拝聴させて頂きました。
聞けば聞くほど、睡眠はとても奥深く、人間の神秘ささえ感じられ、人は生きるために眠っているんだという事を改めて感じ、私たち現代人は眠りをもっと真剣に考えなければならないなと痛感しました。
テレビ、パソコン、ゲーム、携帯、夜中じゅうついている眩しい明かりや、人間の生体リズムを無視した生活時間。ほんの100年前までは、私たちは、日が登れば目覚め、昼間は活動して、日が暮れれば眠るというそんなシンプルな生活を何千年、いや何万年も続けてきたのです。この生体リズムは私たちの遺伝子にうけつがれているはずです。
それを、ここ数十年の劇的な変化によって、無理やり、変えられたのですから、からだがおかしくなっても全く不思議ではないのです。
眠りは脳を眠らせることで、疲れをとりさり、1日の記憶の整理をし、新しい細胞を作り、病気に打ち勝つために免疫力をあげる、とても大事な役目をしています。
ぐっすり眠るだけで、それだけで、その人の人生が良い方向に変わります。
皆さんも、是非、自分の眠りを見直して下さい。きっと、今悩んでいることは、ぐっすり眠るだけで、解決するかもしれませんよ(^-^)