お茶に由来する言葉 | 「七次元カフェTURTLE D」のブログ

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お茶に由来する言葉

 

お茶に由来する言葉は沢山有って列挙

しきれませんが、馴染みのあるものを

いくつか挙げてみます。

 

「お茶を濁す」

意味は、いい加減なことや曖昧なことを言って

その場しのぎで、ごまかしたり、取り繕う事。

「お茶をひく」

意味は、客商売などで指名が無く暇な状態。

「お茶の子さいさい」

意味は、お手軽で、手早く簡単にできること。

「茶々を入れる」、「茶化す」

意味は、多少の違いはあっても両方共に

相手の邪魔をしたり、いちゃもんを付けたり

冗談や冷やかしで話に水を差すこと。

「茶番」

意味は、中身がすぐに透けてしまうような

ばかげた振る舞いや、出来事。

 

以上のように、馴染みのある言葉を

挙げてみました。誰しも一度や二度に限らず

使ったことがある言葉だと思います。

そして、その意味も理解していると思いますが

では、なぜ「お茶」が使われるのかと聞かれた

時に、「お茶を濁す」ことの無いように少し

調べてみました。当然諸説あるものもあります。

 

「お茶を濁す」は、茶道の作法を知らない人が

適当にお茶を濁らせて、それらしい抹茶に見える

ように取り繕ったことに由来しています。

「お茶をひく」は、「お茶を引く」と書くこともある

ようですが、正しくは「お茶を挽く」です。

昔の遊郭で客のつかない遊女が、お客に出す

お茶の葉を茶臼で引く作業をさせられたことに

由来しています。

「お茶の子さいさい」は、お茶の子がお茶を飲む

ときに添えて出される手軽に食べられるお菓子で

さいさいは、物事を「さっさと」済ませる、又は

「早く」するように促すはやし言葉に由来します。

「茶々を入れる」や「茶化す」は

仕事の合間にお茶を飲む行為を、仕事の途中に

何かを差し挟むことに見立てたこと。

お茶にするが「休憩する」という意味のほかに

気分転換に冗談話でもしようかが

「真面目に対応しない」とか「真面目な話を冗談

にする」に変化したことに由来します。

「茶番」は、江戸時代の歌舞伎座の楽屋で

お茶を汲む役目「茶番」を担っていた役者見習い

が余興として滑稽な寸劇をしていたことに由来します。

現代では、「やらせ」とか「出来レース」のように

意図が丸分かりで、中身が薄い行いを非難する言葉

として使われます。

 

最近は普段何気なく使っていている言葉の

語源や由来が気になります。

何となく曖昧に使っていた言葉、今回の「お茶」も

ちゃんと調べてみると「なるほどそういう事か」

と納得のいくことばかりでした。