四柱が作り出すもの
四柱が作り出すものと言えば
年柱、月柱、日柱、時柱から出来る
四柱推命の命式ということになります。
四柱推命の命式とか言うと難しくなるので
四本の柱で出来た簡単な家を想像して見てください。
通常家を建てる時は四本の柱は統一規格で
建てますから、屋根を葺いて壁を張れば
安心して住める家ができます。
しかし、四柱推命の場合の四柱は規格が
統一されておらず、ほとんどの場合四柱は
太かったり、細かったり、長かったり、短かったりと
バラバラです。その四柱の上に屋根を葺き
壁を張った家ということになります。
どんな形の家になるのかは人それぞれです。
同じ形の家が出来ることはほとんどありません。
そして、ほとんどの人は自分の家がどんな形なのか
全体を知っていることはありません。
通常の家では自然現象の雨や風或は防犯上の
対策がなされていれば安心して住むことができます。
しかし、四柱推命の命式で出来た家は
どうしても偏った家の作りになってしまいます。
例えば、窓が無く、小さなドアが一つあり、分厚い壁
で覆われた日差しがほとんど入らない人も来ない家。
四柱の土台が安定せず家が徐々に傾いてきている家。
窓やドアが必要以上に多い不用心な家。
すべてが雑にできていて何が起きても不思議でない家。
窓もドアも複数あり、適度な厚さの壁があり日差しも
風通しも良く人が出入りしやすいという理想的な家は
ほどんどないのが現状です。
家の不具合は時の経過により良くも悪くもなって来ます。
時の経過を待たずにどんな家なのかを事前に
知っておくことは対策も取りやすくなり
安心して住める快適な家づくりの助けになります。