二至(冬至・夏至)と二分(春分・秋分) | 「七次元カフェTURTLE D」のブログ

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二至(冬至・夏至)と二分(春分・秋分)

 

今年の暦の順番から言えば

春分は3月20日18時01分

夏至は6月21日11時42分

秋分は9月23日3時19分

冬至は12月22日0時03分

この二至と二分には大きな違いがあります。

まず第一に挙げられるのが

夏至と冬至は祝日にはなりませんが

春分と秋分は祝日になります。

春分と秋分は、1948年に制定された

「国民の祝日に関する法律」(祝日法)

によって、春分の日、秋分の日として

正式に祝日と定められました。

春分の日は

「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日

秋分の日は

「祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶ」日

と規定されています。

春分や秋分が日本の伝統的な自然観や

先祖崇拝の精神と深くかかわり

様々な伝統行事が行われる時期に対して

夏至に象徴的な行事がありませんし

冬至についても南瓜を食べ、柚子湯に

つかるなどの風習があるものの

やはり、大事な行事が無いというのが

その理由のようです。

 

陰陽学でみても大きな違いがあります。

まず、春分は陰から陽に変わる中間地点に

位置しますので陰と陽のバランスが

とれている地点になります。

夏至は陽の頂上になりこれから

陽が陰に向かってすこしずつ

消え始めていくそのピークの時です。

秋分は春分とは逆に陽から陰に変わる

中間地点位置しますのでこれもやはり

陰陽にバランスがとれている地点と

いうことになります。

冬至は夏至と反対になりますので

陰の頂点から陰が陽に向かって

すこしずつ消え始めていくその

ピークの時ということになります。

 

夏至と冬至の二至は

陰陽が転化する不安定な時期の為

発病率・死亡率共に高くなり

春分と秋分の二分は

陰陽のバランスがとれているので

どちらの率も低くなるそうです。

 

1年を24節気に分けて季節の流れを

細かく感じられるようにしただけで

そこに吉凶を位置づけたわけでは

無いと思いますが、昔の人達は陰陽の

バランスがとれていることを

肌で感じられる時期として安心して

色々な行事を考え実行したのでしょう。