スパーが無くなる日
スーパーとはスーパーマーケットの
ことで、普段食料品などを調達している
スーパーが15日の夕方に閉店します。
今のご時世ですから業績不振による
倒産、或は撤退かということになりますが
そういうことではない、特殊な事情です。
定期借地権契約で建物を建てて営業していました。
定期借地権契約とは簡単に言うと
契約期間満了までに建物を取り壊して
更地にして地主に返還する契約のことです。
三階建てで三階と屋上が駐車場になっている
頑丈な建物でまだまだ当分使えそう
だったのに残念でなりません。
スーパーの他にも色々なお店があり
全館閉店は来年の2月初旬です。
スパー以外のお店は特売セールをして
閉店までに売り切ろうとしていますが
このスーパーは11月頃から商品を
他店舗に移動させているのか商品棚から
商品が順次減っていきました。
12月になってからは広い店内の商品が
半分ほど無くなっていました。
やむを得ぬ事情による閉店ということを
理解していても、その空間に入ると
毎回商品が無くなっていく状況は
何とも言えない気持ちにさせられます。
前日の14日にはほぼ1割程度の商品しか
ありませんでした。
日本全体が大恐慌やあってはならないことですが
世界で戦火に巻き込まれている国々と
同様になった場合にはこんな風になって
しまうにかなと考えさせられる空間と
なってしまいました。
現実的には他のスパーに行けば
今まで通りの生活は可能なのですが
通いなれたスーパーの閉店に
心乱される今日この頃でした。