ハッカ | 「七次元カフェTURTLE D」のブログ

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訪れるだけで開運!?するとTVや新聞などでも紹介された、大井町の「開運カフェタートルD」が進化して、大井町から七次元にワープして、「七次元カフェ」になりました!
占い鑑定やイベントを五反田周辺の東京や、あるいは沖縄・北海道海外まで、どこででも行います。

ハッカ

 

易経の八卦

乾、 兌、離、震、 巽、 坎、 艮、 坤

けん、だ、り、しん、そん、かん、ごん、こん

の八卦は「ハッケ」又は「ハッカ」と言います。

今回は

膨大な量から少量の精油しか抽出できないため

少ない荷物にしかならないということに由来した

と言われている漢名の「薄荷」を音読みした

「ハッカ」の話です。

ハッカは古くから世界中で使用されてきた

「ミント」の和名ということになります。

ハッカはシソ科ハッカ属の多年生植物です。

シソ科ハッカ属ということは単純に考えて

親がシソということになるのでしょう。

植物の分類方法は分かりませんが

香りを想像しながら両者を比べてみると

個性の強い香りに「なるほど」と

思ってしまいます。

ハッカの栽培は古代ギリシャに始まり

世界に広まったと言われています。

世界中で品種改良の結果現在では100種類以上

が品種として認められているようです。

日本には平安時代に中国から伝わったと

されています。

ハッカにはメントールやカルボンなどの主成分を

はじめ、100種類以上の成分が含まれており

精油の成分や使用用途から三種類に大別されます。

ガムの味で想像すると分かりやすいです。

クールミントガム

ペパーミントガム

スペアミントガム

 

クールミント(和種ハッカ)

原産地はアジア東部で主体成分はL-メントール

メントール含有量が一番高く、ペパーミントの

2倍以上とも言われています。

キリッと強い清涼感が特徴です。

 

ペパーミント(西洋ハッカ)

主な生産地はアメリカ、インドなどです。

主体成分はL-メントール、メントフラン

ウォーターミントとスペアミントの

交配種で、スーとした清涼感があり

少し甘味があるのが特徴です。

 

スペアミント(緑ハッカ、オランダハッカ)

原産地のヨーロッパでは人気の高い品種です。

主体成分はL-カルボンでメントールは

ほとんど含まれていません。

穏やかな清涼感があり、甘味や青臭さが特徴です。

 

ハッカの主成分であるメントールは医薬品の

材料としても利用されており、健胃作用、

抗菌作用、鎮痛作用、血管収縮作用などの他

抗ウイルス作用を持つ「メントン」

去痰作用を持つ「メントフラン」

強壮作用を持つ「サビネン」

リラックス効果がある「リモネン」

なども含まれているそうです。

更に、ハッカには殺菌作用があり

皮膚炎や虫刺されのかゆみに効果かある他

虫よけスプレーとしても使用されます。

 

ハッカ油を肌に塗ると打ち身や肩こりなどを

改善する鎮痛効果を発揮します。他にも

乗り物酔いを軽減する働きがあるそうですが

ハッカ油は粘膜への刺激が強いため

肌に塗る時には十分注意が必要です。

 

ハッカにはガムを噛んでいただけでは

分からない奥深さがあります。