風水 | 「七次元カフェTURTLE D」のブログ

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訪れるだけで開運!?するとTVや新聞などでも紹介された、大井町の「開運カフェタートルD」が進化して、大井町から七次元にワープして、「七次元カフェ」になりました!
占い鑑定やイベントを五反田周辺の東京や、あるいは沖縄・北海道海外まで、どこででも行います。

風水

 

風水は3世紀頃に、

「先祖の墓地の立地を最優先にすることで、

子孫の住宅地では子孫が幸福を実現する」

というとういことが書かれた本

により定着したようです。

先祖を敬い大事にする事が、

現在の自分たちの幸福につながる

という考えに基づいています。

良い気の集まる所を最良の地としました。

だから、

先祖の墓地は良い気が集まるところに作る。

そうすれば、

自分たちは先祖に守られて幸福な生活を

実現出来るというふうに考えたのです。

 

良い気を集めるのはどうしたら良いのか?

気は風に乗って散ってしまい、

水に仕切られると溜まるということに気が付き

古人は気を集めて溜める事を考えました。

これを風水といいます。

風水の方法は水を得ることを第一とし、

風を溜める事をその次とするということです。

この事から考えると、

日本でも、お城の周りに堀を巡らせたのは

外敵の侵入を防ぐだけでなく、

気を集めて逃さない為の工夫だったのでしょう。

また、

古いお寺さんは山の高いところに作ってあって、

幾多の災害からも

先祖の墓地を守って来たのです。

風水には陰宅風水(先祖の墓地)と

陽宅風水(子孫の住宅地)があります。

現在の風水は陽宅風水の方が優先され

自分たちの居住空間中心に考えられてますが

これも時代の流れでやむを得ないことなのでしょう。

 

また、一般的ではないようですが

風水と言う言葉は易経の「水風井」の卦が

語源で「井」は井戸のことで、

井戸を掘る場所つまり、

人が住む場所を決めるための技術が

「風水」だという説もあるようです。

 

易経が語源かどうかは分かりませんが

易経でも説明がつかないことはありません。

易経48番目の卦「水風井」(すいふうせい)は

上卦の「水」が下卦の「風」をおさえ

気が風に乗って散ってしまわないように

防いでいる象となりますから風水の

理屈に合っていることになります。

さらに、

井戸の水があれば人が集まって来て村ができます

井戸は村人みなが水を汲みに集まって来る所

人の集まる所には「市」が立つから

「市井」(しせい)ということになります。

易経、水風井の冒頭では

村や村人たちが変わっても井戸は変わらずそこにあり

また人が集まって来て新しい村ができると言ってます。

 

易経に「水風」ではなく「風水」は

無いのかと思われるかもしれませんが

59番目に「風水渙」(ふうすいかん)があります。

風水の考え方から言えば

上卦の「風」を下卦の「水」は閉じ込めることが

出来ませんので、気は風の乗って散ってしまいます。

気が散ってしまってはどうしようもないのでは

お思いになるかもしれませんが

散ってしまう事が必ずしも悪いわけではありません

痛みや、悩みなど「凶」が散ってくれることは

「吉」ということになります。