まさゆめ
「まさゆめ」とは
夢で見たことが現実に起きる現象のこと
「予知夢」と表現することもあります。
まさゆめと聞くと、自分のプライベートな事や
身近なことで、あまり悪い印象がありませんが
予知夢となると、社会全体でスケールが大きくなり
どちらかというと、不吉事が起きる感じが強いです。
「夢」はまだまだ解明できていないことが多い
現象のようですが、記憶を整理するための眠り
とされているレム睡眠の時に夢を見ており、
一晩の睡眠時間の内約4分の1程度は夢を
見ているレム睡眠となり、「夢を見ているか
見ていないか」ではなく、「夢を覚えているか
覚えていないのか」の違いのようです。
目覚めてすぐに現実の生活に気が向くような
時には夢の内容を覚えておらず、反対に
肉体的な疲れ、精神的な不安や悩みがあると
目覚めが悪く、直前に見ていた夢に気が向いて
内容を思い出しやすくなるとも言われています。
一晩に4~5回程度出現する浅い眠りとされる
レム睡眠ですが、反対に深い眠りのことは
「ノンレム睡眠」と言います。
レム睡眠の「レム」は「Rapid Eye Movement」
(急速眼球運動)の頭文字「REM」からきており
ノンレムは眼球があまり動かないか、ゆっくりと動く
睡眠の状態ということになります。
「まさゆめ」の話に戻りますが、まさゆめは漢字で
「正夢」と書きます。まさゆめを知らなかった訳では
全くありませんが、「正夢」を漢字で書いた記憶が無い
気がしましたので、「正夢」の漢字は新鮮な印象を
受けました。
「正夢」とは「夢のお告げ」というように
自分の都合のいいように判断して絶対に
良い事があると期待してしまう事も多いですが
「夢で見たことが現実に起きる現象」
ということであれば、些細なことから
大きなことまで、絶対に起きてほしくない
「夢」の方が、起きてほしい「夢」よりも
圧倒的に多いので「夢」は「夢」で
「正夢」にはなって欲しいとは残念ですが
思わないようにしている今日この頃です。