梨の礫(なしのつぶて) | 「七次元カフェTURTLE D」のブログ

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梨の礫(なしのつぶて)

 

「なしのつぶて」という言葉を

普段あまり使わないかもしれませんが

現象としては多くの人が経験している

と思います。

なしのつぶては漢字では既述の通り

「梨の礫」と書きます。

「礫」(つぶて)とは「投げる小石」の事

「梨」は本当は「無し」で

投げたものが戻ってこない事。

つまり反応なしの状態です。

 

銭形平次は銭を礫代わりに投げれば

相手は刀を落としたりと反応し

投げた銭は拾えば戻ってきます。

でも、お賽銭以外銭は銭形平次を

真似て投げてはいけません。

 

日常的な梨の礫の現象で

一喜一憂してしまうのは

ラインのやり取りでしょう。

送ったメッセージに既読が付かなければ、

相手に何かあったのかもしれないと

「相手のことが心配になり」

既読が付いているのに返信がないと

相手に何か失礼なことをしたかと

「自分のことが心配になります。」

返信が来て「ホット!」一安心になります。

 

「無し」を「梨」にしたのは

果物の梨とは全然関係なく「梨」

という字を使うことで、何か形の

あるものを投げるというイメージが

湧きやすいからということらしいです。

 

川などの絶えず流れている水に

礫を投げても戻ってくることはなく

何の反応も無く正に「梨の礫」ですが

流れのない水のある「池」などに

礫の一石を投じると波紋が生じて

反響を呼ぶだけではなく「炎上」

してしまう事があります。

流れる「動」の水の中には「静」が潜み

動かぬ「静」の水の中には「動」が潜んでいる。

 

「動中に静あり」とは、動いている時も

心穏やかに周りの状況を把握すること。

「静中に動あり」とは、じっとしている時も

常に周りの状況を読み、いつでも動けるように

心構えをしておくこと。

 

「梨の礫」で一喜一憂しないように

心がけたいものです。