吃逆(しゃっくり) | 「七次元カフェTURTLE D」のブログ

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占い鑑定やイベントを五反田周辺の東京や、あるいは沖縄・北海道海外まで、どこででも行います。

吃逆(しゃっくり)

 

医学用語では吃逆は「きつぎゃく」というそうです。

吃逆の音は、のどの声門から出ています。

肺の下にある横隔膜という筋肉がけいれんして縮むと

喉の両脇にある声帯が急に閉じて空気が体内に入れなくなり

ガクンと振動が起きると同時に「ひっく」という音が出ます。

 

私の場合には暑い夏よりも寒い冬場の方が多く出ます。

昔、漢方の先生が吃逆は肺の冷えが原因で起きると言って

「陰陽湯」を飲めば治ると教えてくれました。

陰陽湯という名前からすると素晴らしい湯薬のように

思えますが、作り方はそれほど難しくありません。

湯飲み茶わんに冷たい水を四分目程入れます。

次に、沸騰させたお湯を湯飲み茶わんの八分目程まで

注いで完成です。完成させたものを一気に飲み干す

とかいう話だったと思いますが、何度か試しましたが

吃逆は止まった試しがありませんでした。

 

陰陽湯の作り方は簡単ですのでもしもの時には

試してみてください。

私だけに効果が無かったのかもしれませんので

更に念のため陰陽湯(おんみょうとう)の

解説をしておきます。

「陰」の冷たい水に「陽」の沸騰したお湯を

入れることで出来上がる湯薬ということです。

 

吃逆の止める民間療法は他にもあり

子供の頃には「驚かせてもらう」が

一般的でしたが効果ありませんでした。

他にも「冷たい水を一気に飲む」

「両耳を人差し指で塞ぐ」

「少しの間息を止める」などがあります。

息を止めるというのが効果があってやっていましたが

少しの間ではなく「かなりの間苦しくなるまで」

やって何とか止まる場合がありましたが、すぐに

また復活してしまう事も多かったです。

 

それで、最近気が付いたことは

息の止め方に問題があったのではということです。

吃逆が横隔膜のけいれんなら、横隔膜を

使ってけいれんを止められるかもしれないと

いうことに思いが至りました。

今までのやり方は胸式呼吸で息を吸ってから

息を止めていましたが、それでは横隔膜を

ほとんど使っていないので効果なしです。

腹式呼吸に変えて横隔膜を目一杯肺の下に

下げるようにして息を吸って止めます。

それができるようになってからは

「少しの間息を止める」ことで

吃逆は止まるようになりました。

 

横隔膜を下まで充分さげて息を吸い込むのは

簡単なようで大変です。腰の悪い人は腰が

痛くなってきたりします。

かなり練習しないと横隔膜を下げるのは難儀です。

腰の悪い人も無理のない範囲で練習して

横隔膜を使えるようになると内側の筋肉が

鍛えられて腰痛にも効果があるようです。

 

横隔膜を下げて息を吸っているつもりでも

気を抜くと胸式で息を吸っていることに

気が付きます。

腹式呼吸で横隔膜を下の方まで思い切り下げよう

とすると腹部にかなりの圧力がかかります。

ガス漏れ事故を起こさないように

肛門の栓は必ずしっかりと閉めておきましょう。