上弦の月(じょうげんのつき) | 「七次元カフェTURTLE D」のブログ

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上弦の月

 

「上弦の月」風流で俳句でも作りたくなるような

言葉だけど、分かっているようで良く分かっていなくて

改めて、上弦の月は左右のどちらが欠けている月なのか?

と聞かれて「あれ!?どっちだったかな?」

三日月じゃないし、もともとどんな月のことを言うのか

曖昧になってしまいました。

 

月の運行から導かれる暦は大事にしますが

月の形にはあまり興味がなく

 

太陰暦は月の満ち欠けで一月を定めたというのに

「なんてこった!」ということになりますが

 

「今日は満月だよ!」といわれても

「そうなんだ」くらいにしか思いませんでした。

 

皆さんは「上弦の月」ちゃんと説明できますか

「当たり前の常識だ」と怒られてしまうかもしれませんが

しばらくお付き合い下さい。

 

「上弦の月」或はその反対の「下弦の月」とは

いわゆる「半月」のことを言います。

 

詳しい説明は省きますが

半月とは太陽光の影響で月の半分だけ

光って見える状態のことを言います。

 

夕方南の空に左半分が欠けて

暗くなっている月が高く登り

夜中には左上が欠けた状態で

西の空に沈む月のことを

「上弦の月」と言います

 

反対に、同じ半月でも

深夜から朝にかけて昇ってくる

右上が欠けて暗くなっている月のことを

「下弦の月」と言います

 

正確に見える時間は次の通りです。

 

上弦の月は

昼頃に東の空に昇り、夕方に南中し、

真夜中に西の空から沈んでいきます

 

下弦の月は

真夜中に東の空に昇り、明け方に南中し、

昼頃に西の空から沈んでいきます

 

上弦や下弦の「弦」は弓に張る糸、

つまり弦(つる)のことを言います。

 

名前の由来は諸説あるようですが

 

西の地平線に沈むときに

弦(弓のつるに当たる半月の真っ直ぐな所)が

上に位置しているか、下に位置しているかで

名付けられたもの。

上弦はつるに当たる直線部分が「上」で

光る半円部分が下の状態で沈んでいきます。

 

下弦はつるに当たる直線部分が「下」で

光る半円部分が上の状態で沈んでいきます。

 

このことから

弦の部分が上で沈む月を「上弦の月」

弦の部分が下で沈む時を「下弦の月」

と呼ぶようになったという事です。

 

この説が一番しっくりくるような気がします。

お付き合いいただきありがとうございました。