あみだくじ
「あみだくじ」を知らない人はいないと思います。
でもなぜ、「あみだくじ」というのかを
知っている人は少ないと思います。
私も最近知りました。
昔(室町時代頃)は紙に人数分の
「放射線状の線」を書き中心の一端に
当たりの対象となるものを書いてこれを隠す
そして各人が「放射線状の線」の先端を選び
対象を引き当てる。というくじ引きです。
この全体として円形になる放射状の図形が
阿弥陀如来像の後光(光背)に似ているので
「あみだくじ」となったそうです。
現在は放射線状の線ではなく
縦の平行線を人数分書くのが一般的になりました。
という事で、せっかくですから今回
ひとり「あみだくじ」を作ってみましょう
黒と赤の筆記具を用意して下さい。
用意できましたら
黒で縦の平行線を4本引いてください
線が引けましたら線の上に右側から
1から4まで番号を書いてください。
次は縦線をつなぐ横線を適当に書いてください
これであみだくじの完成です
縦線の下に当たり、ハズレが書いてありませんが
気にしないであみだくじを引いてみましょう
スタートするのは必ず右から3番目です
3があなたの番号です
赤色で線をたどっていってください。
最終的にどこにたどり着くのかは人それぞれです。
赤と黒で完成した「あみだくじ」の図形をよく見てください。
これはあなたが生まれた時の
四柱推命の命式を「あみだくじ」で表現したものです
種を明かせば縦線の1から4の番号は
右から1が年、2が月、3が日、4が時となります。
適当に引いた縦線をつなぐ横線は
生まれた瞬間の全体の時の流れを表しています。
この最初に出来た「あみだくじ」の形が
あなたの考え方や行動によって左右する
運命の基本となります。
この基本的な形は生まれた時を変えられないように
変えることはできません。
そうなると「運命は変えられない」と
言うことになってしまいますが
もう一度、赤と黒で完成させた図形を
よく見てください。
赤い線に接している横線だけが運命を
左右していますが、赤い線に接していない
横線が他にいくつかあるはずです。
この今は赤い線に接していない「横線」は
あなたが本来持っている運命を変える
「可能線」となります。
吉凶は人それぞれですが「可能線」が無ければ
運命を変えることはできません。
この「可能線」に影響を与えてくれるのが
「時の流れのエネルギー」です。
時の流れは基本のあみだくじの図形に
横線を入れてくれます。
但し、時の流れは絶えず変化しますので
橋渡しをしてくれる横線の時には限りがあります。
この限りある時をうまく利用できれば
「可能線」が運命を変えてくれます。
赤い線の流れが変わることになりますので
運命の出口が変わります。
例えば
赤い糸で結ばれていなくても
赤い線の流れが変わることにより
運命の人と結ばれる可能性も出てきます。
時の流れに頼らずとも自ら「可能線」
につなげる横線を引くことが出来れば
運命を変えることは「可能」である
ということになります。