お焚き上げ
本日、1月15日午前11時より
氏神神社でお正月飾りの「お焚き上げ」が
あるので、9時過ぎに持っていきました。
もうかなりの量が集まっていました。
お飾りに付けた「橙」は外して
持参して下さいというお知らせが
回覧でありましたので、外しましたが
事前に持ち込まれたものの中には
燃えないものなどがあり役員の人達が
選別していました。
様々な「お焚き上げ」がありますが
正月飾りのお焚き上げは
「穏やかなお正月を無事に迎えられた」事を
火の神様の力でお焚き上げをしてお飾りを
天(神様)にお返しする祈念神事です。
午前11時から行われる理由は
旧暦の時間では「午の刻」にあたり
午の刻は陰陽五行で「火」が最も強くなる
時間帯だからです。
つまり、火の神様の力が最も発揮される
時間帯ということになります。
お焚き上げの現場に立ち合えないのが
残念でしたが、自分でコントロールできる
「火」は身体も心も温まり癒しの効果があります。
日常生活の中で「火」と使うことが少なくなったので
キャンプの「焚火」などが人気になっています。
元々「火」は恐ろしいもので動物などは嫌います。
唯一「人間」が恐ろしいその「火」を
コントロールできるようになりました。
コントロールできる範囲では「火の神様」と
一体になっているという心理状態になり
「火の神様」に守られているという安心感から
癒しの効果が発生しているのかもしれません。
焚火などのように自分で作り出した火を
コントロールする機会がどんどん減ってきています。
いずれ、他の動物のように単純に火を怖がる存在に
なってしまうかもしれません。
火の取り扱いには十分注意して
「火の神様」と一体となれるチャンスは
逃さないでください。