だるまさんがころんだ
この遊びを知らない人や
やったことのない人はいないと思います。
先週NHKの「チコちゃんにしかられる」でも
取り上げていましたのでご覧になった人も
いると思います。
鬼ごっこの一種で
鬼が1から10まで数えるのを
言葉に変えたのもので
地方によって「ぼうさんがへをこいた」
「へいたいさんがとおる」など遊びの
呼び名が違うようですし、日本だけではなく
世界の各地に同じような遊びがあるようです。
日本でこの遊びが始まったのはいつ頃なのか
明治時代の文献には記述がないようで
昔からあるわけではなく新しい遊びのようです。
他の国も同様ではないかと思います。
この遊びのポイントは
鬼が見ていない間は、
鬼以外の人達は勝手に動けますが
鬼が振り向いた瞬間には、
動きを止めて静止してないといけないということです。
このポイントに着目すると面白い事が分かります。
何が言いたいのかというと、
日本或は世界の子供の遊びから
『引き寄せの法則』のもとになった
『量子論」の解釈につながるからです。
物理学者ではないので、
専門的な詳しい話は出来ませんが
あまり適当なことを言って、
『物議学者』になってもいけないので気をつけます^^;
よく言われる話ですが、
「月は人が見た時初めて存在する。
人が見ていない時月は存在しない。」という話です。
月は無数の細かな粒子からできていて、
人が見ていない間は、
空間を波のように漂って見えないけれど、
人が月を見ようとして空を見上げた瞬間に、
見えなかった細かな粒子が収縮して
現実の見える月になるという話です。
万物は観察されて、初めて実在するようになり、
その実在性は見る人の意識に依存する。
「人間の心がこの世を創造する」のです。
難しく言うと「量子論的唯我論」という解釈になるそうです。
1927年にこの解釈が発表されてから、
人の意識というものが、世の中を作り、
変えていく原動力であることが、
物理学で証明されたのでした。
この時を境に「引き寄せの法則」が
盛んに言われるようになったという事です。
ここからまた「だるまさんがころんだ」に戻りますが
いつごろから始まった遊びかわかりませんが、
1927年と言えば日本では昭和2年に当たります。
世界中の子供たちが考えたこの遊びは
鬼(観察者)が見ていない間は、
鬼以外の人達は勝手な動きをしていても
鬼が振り返って見た瞬間には動きを止めて
そこにじっとして実在していなくてはならないという
量子論に繋がるこの遊びを
物理学者より先に何かを感じ、
遊び始めたのだとしたら
この遊びを考えた世界中の子供たちの
発想力にただならぬものを感じるのは
私だけなのでしょうか!?