ミラクルボイス
ミラクルボイスと聞いて、すぐに
往年のテレビドラマ「少年ジェット」を
連想できる人は、かなり年季の入った人です。
「少年ジェット」は1959年3月4日に
放送開始したテレビドラマです。
名探偵船越宏の助手である
北村健は白いマフラー姿でオートバイに乗り
愛犬シェーンとともに、国際スパイの
ジャック・ジェームスや
怪盗ブラック・デビルなどの
悪人たちに立ち向かう物語です。
少年ジェット(北村健)の武器は
拳銃に似た「スーパーコルト」と
必殺技の「ミラクルボイス」です。
「スーパーコルト」は弾丸は出ませんが
相手を痺れさせる拳銃です。
「ミラクルボイス」は
「ウー、ヤー、ター!」と
大声を出して振動を起こし敵を
失神させる必殺技です。
今回はこの「ウー、ヤー、ター!」の
「ミラクルボイス」を五行で検証します。
五行の 木、火、土、金、水、は
母音の あ、い、う、え、お、に
配当することができます。
木は土の養分で育ちますので
木剋土で木は土をやっつけるという事です。
五行の土は大地を表します。
五行の木は大木や草花を表す他
雷や地震、電気、音、などの
振動も表します。
という事から
今回の「ミラクルボイス」の
「ウー、ヤー、ター!」の五行解釈は
まず最初に「ウー」で大地の目標を定め
次に振動を起こす為に木を使います。
「ヤー、ター!」の母音「ア」を使い
大地を揺るがす地震や雷を呼び起こします。
テレビドラマの中では悪人が失神してしまうのは
もちろんのこと、大木が真っ二つに裂けてしまう
場面もあります。
振動が強すぎて木自身をも傷つけてしまう
という場面です。
ミラクルボイスに限らず
強すぎる五行は相手を簡単に
やっつけてしまいますが
健康面では自分自身を傷つけてしまう
事がありますので
常にバランスをとることが
大切ということになります。
バランスをとるためには
立ち向かう相手、或は敵も
必要ということになるのでしょう。