市街戦
市街戦とは戦闘形態の一つで
民間人が生活する市街地、集落など
建築物が多く存在する複雑な地形において
行われる作戦のことです。
遮蔽物が多い中で自由自在に動きながら
的確な射撃場所の位置取りをしなくてはなりません。
ここで、重要になってくるものの一つに
ガンハンドリングと言われる、銃の取り扱いがあります。
遮蔽物に身を隠しながらの射撃では
露出する部分を最小限にしなければなりません。
その為には、左右に点在する遮蔽物を利用して
右撃ちも左撃ちも同じようにできなければなりません。
右撃ちしかできないというような
偏った得意な体勢しか取れなければ
身の安全が図れず命に係わることとなります。
状況が反転した時に、全ての動きを瞬時に
左右反転させ、その繰り返しが出来るかが
運命の分かれ道になるという事です。
その為には、集中力の持続と我慢強さを養う
特殊な訓練が必要になってきます。
現在私たちは、市街戦に参戦することはありませんが
市街戦の難しさから学べることは
複雑な環境や状況下では
慣れ親しんだ考え方や行動が偏りを作り
運命の分かれ道になるという事です。
とは言え、日常生活では
誰しも偏りはあるもので
また、その偏りに合わせて
便利なものが出来ています。
例えば、自動車
今は、ほとんどオートマチック車なので
右足でアクセルとブレーキを踏んで運転します。
でも、突然「今から左足でアクセルとブレーキを
踏んで運転してください。」と
言われたら、どんなベテランのドライバーも
おぼつかない運転になるか
或は、最悪事故を起こしてしまうでしょう。
以上は、極端な一例ですが
運命の分かれ道を作らないという事の中には
日常の慣れ親しんだ考え方や行動とは違う
反転した中にある場合があるのではと
思う時があります。
環境や人間関係の影響もありますが
ほとんどの場合
四柱推命の命式によって行動律が特定されます。
もしも、あの時
通常の右撃ちから、左撃ちに反転出来ていたら
この分かれ道は無かったかもしれない。
という事があります。
過去は変えられませんが
特殊な訓練をしなくても
将来の左撃ちに備えて、
時の流れを観て準備することは可能です。