ステレオタイプ | 「七次元カフェTURTLE D」のブログ

「七次元カフェTURTLE D」のブログ

訪れるだけで開運!?するとTVや新聞などでも紹介された、大井町の「開運カフェタートルD」が進化して、大井町から七次元にワープして、「七次元カフェ」になりました!
占い鑑定やイベントを五反田周辺の東京や、あるいは沖縄・北海道海外まで、どこででも行います。

「ステレオタイプ」


 


ステレオタイプという言葉をご存知だろうか?


私は、恥ずかしながら今日初めて詳しい意味を知りました。


ステレオタイプという言葉は、本やテレビなどで


今までに見聞きすることが多々ありましたが


私の貧困な発想では、昔、応接間のある家によくあった


音響機器のステレオしかイメージできず、


「ステレオは左右の音が違うんだよな!?」


とか


「昔のステレオもメーカー各社が、独自の方式を


 打ち出していたので、その違いかな?」


など


「でも、それだと全然意味が通じないよな!」


と思いつつも適当にその部分はスルーしてきました。


 


ステレオタイプの語源としては、


大量に同じものを印刷する場合


同型の版を多数作っておき、摩耗による印刷ミスを


防ぐ方法としてあみ出され、その同型の版のことを


「ステロ版」というらしく、その語源から転じて


 


W・リップマンが、彼の代表的著書「世論」(1922年)で


この用語「ステロタイプ」ではなく「ステレオタイプ」を


用いて以来、社会心理学のみならず広く社会科学上の


重要な概念になったということです。


 


「そんなに古くからあって使われていたのか!」と


驚きを隠せませんが、自分の無知を棚上げにして


知らないものは知らないと開き直るしかありません。


 


どういう概念かと言うと


特定の文化によってあらかじめ類型化され


社会的に共有された固定的な概念やイメージのことで


「紋切型」と訳され、その特徴として


過度に単純化されていること


不確かな情報や知識に基づき誇張され


しばしばゆがめられて一般化されてしまったもの


また


好悪、善悪、正邪、優劣などといった強力な感情を


伴ってくるので、新たな証拠や経験に出会っても


容易に変容しにくいことなどが通常言われますが


要するに


「感情を伴った強い思い込み」という意味になるのでしょう。


 


性別、人種、職業、学歴などの様々な「ステロ版」が


世の中に存在し、差別や偏見を持たないと思いつつも


ステレオタイプの脅威は、悪意が存在しなくても


無意識の根深いところにこの「ステロ版」は


影響を与えているかもしれません。


 


まさに今この時、色々な「ステロ版」が錯綜している中で


惑わされずに生きていくことは大変な事かもしれませんが


 


そんなことよりも、最初から「ステレオタイプ」ではなく


「ステロタイプ」と言ってくれれば、もう少し早く


意味を理解できたのにと思うのは、貧困で歪んだ発想しか


出来なかった、私の「思い込み」と感情的な「負け惜しみ」


であり、まさに私自身が「ステレオタイプ」だったと言う


残念な結果でしたが、本日限りで「ステレオタイプ」と言う


言葉の意味については、容易に変容しました。