昼と夜
3月20日は春分の日でした。
春分の日と言えば、秋分の日も同様ですが
太陽が真東から昇って、真西に沈むので
昼と夜の長さが同じになると言われています。
夜と昼を陰と陽とすれば、陰陽学的には
陰陽のバランスが取れた安泰な時ということになりますが
世界中のバランスがどんどん崩れている状態です。
そのことについては、新聞やテレビに任せることにして
昼と夜について、春分の日では平均すると
実際には14分程(日本の場合)昼の方が長いそうです。
一番差が縮まるのは春分の日の4日前頃のようなので
「彼岸の入り日」あたりということになります。
3月20日の春分の日は「彼岸の中日」と言い
彼岸の期間が中日を除く前後3日間の
一週間ということになります。
その初日を「彼岸の入り日」と言います。
今年で言えば3月17日ということです。
ところで、「お彼岸」の食べ物の定番と言えば
「ぼたもち」ですが、「おはぎ」で育ってきた
者には「ぼたもち」と言う呼称になじめませんが
春の彼岸は、春に咲く「牡丹」の花の形から
「牡丹餅」と書いて「ぼたもち」と言い
秋の彼岸には、秋に咲く花である
「萩」をもとに「御萩」と書いて「おはぎ」
になったそうです。
同じものでも季節によって名前が変わる
四季のうつろいを大事にする
日本ならではの食べ物ですね。
また、小豆は魔除けの象徴とされ
邪気を払う食べ物としての役割を
果たしています。
皆さんは「ぼたもち」派ですか?
それとも、「おはぎ」統一派ですか?
いずれにしても、
今は一刻も早く邪気を払いたいものです!!