【すずめの戸締まり考察編その①】

 

まずは,ネタバレなしです。

あまり他では考察されていないようなので,「笑い」という視点で述べてみます。

 

まず,RADWIMPSのテーマ曲ハルカカナタ。

歌詞に「笑い」という語が良く出てきます。

 

♪君の笑い方はなぜか淋しさに似てた♪

 

♪まだ誰もしらない顔で笑う君を見たい♪

 

♪まだ誰もしらない顔で笑う僕を君は♪

 

♪君の笑い方はなぜか優しさに似てた♪

 

また,映画の要所要所で登場人物が大きく笑うシーンが出てきます。

 

これは何を意味しているのでしょうか??

どんなシーンで笑いが表現されているかに着目して,映画を見返すのも良いかもしれません。

 

主人公の名前は岩戸すずめ,岩戸といえば岩戸開き伝説などがありますね。

古事記によると,天照大御神(アマテラスオオミカミ)が岩戸に隠れてしまい世界が闇に包まれた時,他の神様達がその前で大笑いをしていたとか。それを見て,天照大御神は楽しそうに思い,岩から出てきたので光が戻ったというお話です。

 

まさに,笑う門には福来るですね。