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メビウスの輪が
上手く描けなかった 笑
サカナは
泳ぎだした
互いに背を向け
真逆の道へ
泳ぎだした
また必ず
出逢うと知って
そのときには
真正面から
出逢えると知って
カーブをきった頃
ふと
気づく
なんて
途方のない約束を
してしまったんだろう
前を見ても
後ろを見ても
あなたがいない
見えない
一緒にいるのが
「当たり前」の
片割れが、いない
見えない
それが
こんなに
空虚だと知らなかった
知らな、かったんだ
一緒が
当たり前だったから
引き返したい
還りたい
いや
いっそ道を飛び越えてでもいい
あいたい
…だめだよ
引き返しても
あの場所には
もう
わたし
も
あなた
も
居ないんだ
泳ぎ始めてしまったから
進むしか、ないんだ
…進むしかないんだよ
わかるよ
たとえ
水の中でも
それが
涙だと
わかるよ
さみしいよね
つらいよね
かなしいよね
あえて言う
立ち止まったら、だめだよ
振り返ったら、だめだよ
進むしか
ないんだよ
先が見えなくても
進むしかない
今どの程度
進んだか
分からなくても
進むしかない
進むんだ
真正面から
出逢うために。
その未来は存在している。
自分の足で
たどり着くしかないんだ。
自分の手で
選び取るしかないんだ。
可能性は
ゼロじゃない
ただ
辿りつく意思があるか
選び取る覚悟があるか。
真正面から出逢う未来
今度こそ
一緒に進む道
存在してるから。
信じて。
進むんだよ。
…わたしは、ここに、居る。
いつかのわたしへ。
どこかのあなたへ。