「カサブランカ」
私は百合の花があんまり好きではないんですが、
なぜか、この大輪の花を咲かす「カラブランカ」だけは 全くの別物です。
他の百合って なんだか毒々しくて 中には濃いオレンジ色とかもあり、
いかにもキツそうなイメージの花なんですが、
このカサブランカだけ 高貴で清楚、そのなかに威厳も感じられます。
これ、3年越しなのです。
球根を買ってきてから、やっと今年にコレだけの花を咲かせてくれました。
毎日の猛暑の中、他の花たちは 少し元気がないのにも関わらず
このカサブランカだけは、風に揺れて 大きな花を我が物顔に「私が居ます」って訴えているような気がしてなりません。
そして、、このお花。
うちの母が亡くなったとき、知人の女性が『お母さんにピッタリの花でしたね』
って花束を持って来てくれました。
その印象が余りにも大きくて、この花をみると 母を思い出します。
私はここまで大きな花を咲かす事が出来ませんが、
少しでも近づけるようにと、そんな大それた事を思いながら
この猛暑の中の ちょっとした 涼しい空間と俗世間から離れた 空気を感じる事が出来てます。
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