つまずきの石 | DV経験を輝きにかえる わたし探しのレッスン

 

 

 

みなさん、こんにちは。

スタッフの綿あめです。

冬真っ盛りの今日、いかがお過ごしですか。

寒いから、とか、流行り病が怖いから、とか色々気になることはありますが、

毎日外に出た時一度は胸いっぱいに深呼吸をして、新しい新鮮な空気をあなたの肺の中にプレゼントしてあげてくださいね。

きっと心も体もすっきりすると思いますよ。

 

さて、今日は「つまづきの石」についてお話をしたいと思います。

つまづきの石、というのはロシアの小説家、トルストイの命名した意識すればするほど避けられず

どんどん引き寄せられてしまい、ついにはつまずいて転んでしまう石の事、なんです。

 

例えばスポーツ選手のAさんは、ものすごく実力があって素晴らしい結果も十分に残しているのにもかかわらず、

大舞台になればなるほど「一生懸命頑張ろう」とか「優勝しよう」と結果を気にしてしまい、

その不安や心配がストレスとなって行動にブレーキをかけてしまう。

その結果、信じられないような負け方をしてしまう。なんだか解るような気がしますね。

 

もう一つ他の例をあげてみましょう。

今日は、大事な会議があってあなたはそのプレゼンテーションをする役目を仰せつかったとします。

上手に話そうとすればするほど上がってしまい「こんなはずじゃなかった」という失敗をしてしまう。

よくあることですね。「あがらないだろうか。あがりませんように」と心配すればするほど、

頭の中はそのことで一杯になっていき、「あがっちゃいけない。失敗しちゃいけない」と思えば思うほど、

緊張はどんどん高まって、いざ時間が来たときにはいわゆる「あがる」状態になってしまっていて

体も頭の中もガチガチの状態。これでは思うような結果は出せないですよね。

こんな時、どうしたらいいのでしょう。

 

結果はどうでもいい、プロセスを楽しもう、自分は好きでこれをしたいのだ、

今日はその最高の場をもらったのだから楽しもう、と結果よりも行動を楽しむようにするとプレッシャーが少なくなり、

いつもの自分でいられる事で自分の能力を出しやすくなります。

「上手くやろうと思えば思うほど失敗する」

失敗したって命を失う事はないのだし、

結果を気にしなければあなたにとっては楽しいことのはずなんですから「開き直って」しまいましょう。

でもうっかり転倒しないように「つまづきの石」は見えていないより見えていた方が良く、

自分は自分、あるがままの自分を認め、さらけ出して不安を味方につけていきましょう。

 

それでは、みなさん。

今日も暖かくしてお休みくださいね。