いつもたんとすまいるの活動を応援いただきありがとうございます。
GWも明け、いよいよ梅雨の季節が近づいてきましたね。
近所の白い紫陽花が盛りを心待ちにしているようで、とっても可愛いです。
みなさんお変わりありませんか。
今日は、後援会のお知らせです。
『DV・虐待加害者の実態を知る』
の筆者である、
ランディ・バンクロフトさんオンライン講演会のご案内です。
タイトル:「DV加害者と虐待」~DVは子どもを苦しめる「受動虐待」~
2023年6月4日(日)13時30分~15時30分(ZOOM開催)
今回のオンライン学習会は、
『DV・虐待加害者の実体を知る~あなた自身の人生を取り戻すためのガイドから』
『DVにさらされる子どもたち~親としての加害者が家族機能に及ぼす影響』などの著者で、
米国で2000件以上ものDV加害者との関わりの経験を持つ
ランディ・バンクロフトさんのお話をうかがいます。
テーマは「DV加害者と虐待」です。
パートナーに対するさまざまなかたちでの暴力が、
その子どもを苦しめ、甚大な悪影響を及ぼすことが、少しずつ知られるようになってきました。
子どもの面前でのDVだけが問題なのではなく、家の中や両親の間に暴力があることを
子どもはDVを気配で、まるで空気を吸うように感じ取ってしまうため、
DVは子どもたちを苦しめる「受動虐待」に他なりません。
また、昨今とくに問題となっている離婚後の「共同親権(含共同監護)」を主張する立場の人々のなかには、
DVがあって離婚した場合でも、それをDVとは認めることもなく、
子どもを奪ったり、ひどい言葉で元パートナーを否定する人などもいて、
女性たちを幾重にも苦しめています。
自分がDVをしてしまって離れることになったパートナー(子どもの母親)を、
さらに苦しめたり、貶めたりすることもまた、子どもへの悪影響を及ぼす児童虐待だと言えるでしょう。
4月6日、DV防止法改正案が国会で可決されました。
今までの身体的暴力と「生命や身体に対する脅迫」だけでなく、
「自由、名誉、財産に対する脅迫」が盛り込まれ、
「長時間の説教」など、
精神的DVの被害にも保護命令を出せるようになるなど、
また一歩DVの実態に即した法律になっていくようです。
DV加害者への対応の必要性もまた、これから重視されていくことでしょう。
DVは子どもたちを苦しめる「受動虐待」であり、
それをなくすために、加害者は誰かの力を借りて変わらなくてはならないという認識にたって、
私たちがめざす「被害者支援のための加害者プログラム」をさらに充実させるため、
ランディさんのお話を聞いて、ともに学びましょう。
ご参加をお待ちしています。
参加費: 一般2000円、学生500円(おおむね30歳代までの学生さん)
申込み: https://lundy0604.peatix.com
締め切り:6月4日(日)13時