心の支えを、ここに棄てる | 薬剤師アイの生活日誌 

薬剤師アイの生活日誌 

 調剤薬局という特殊な職場の、実情について書きつづったブログです。

 意外に知られていないくすりに対する様々な知識などもアップしていきます。

 世間知らずといわれないように読んでいる、政治経済の本なども紹介していく予定です。

こんばんは、アイです。

12月も半ばを過ぎましたね。

今年も残り、あと少し。

 

人は何かを棄てて前に進む。

それが嫌なら拾って帰るか。

 

 

夜の9時過ぎ。

馴染みのラーメン屋ののれんを

くぐるアイ。

この前来れたのはいつだったか。

 

新天地に移って遠くなったのと、

仕事があまりに忙し過ぎて、

なかなか来れなくなって

しまいました。

 

いつも通り、いつものように注文し、

ドンブリが目の前に置かれた途端、

うっと息を詰まらせるアイ。

 

匂いがきつい。前はなんともない

どころか、天にも昇るような

多幸感を感じたのに。

 

レンゲでスープを一口。

味は変わってない。

ならば変わったのはアイのほうか。

 

年齢的なものと、前回来た時から

あまりに日が空いたせいでしょう。

依存するものから外れたのです。

 

しっかりと味わって食べました。

スープも最後の一滴まで。

胃腸の調子がどうなっても構わない。

薬なんて売るほどある。

 

空になったドンブリを見て、

つぶやきました。

 

もういい、お前の役目は終わった。

ありがとう、この一杯に何度も何度も

救われた。

 

店の外に出て、駅のほうに向かうアイ。

寒さに震える体と重くなった腹を

ひきずりながら。

 

こだわらないのが、アイのこだわり。

ちょうど最近読んだマンガに、

気の利いたセリフがあった。

アイもそれに倣おう。

 

まだ、楽しみに生きてやる