そんなことわかってる。ならば、どうする。 | 薬剤師アイの生活日誌 

薬剤師アイの生活日誌 

 調剤薬局という特殊な職場の、実情について書きつづったブログです。

 意外に知られていないくすりに対する様々な知識などもアップしていきます。

 世間知らずといわれないように読んでいる、政治経済の本なども紹介していく予定です。

 

本の内容より一部抜粋

なぜ、ぜんぜん自分と

関係のない大統領候補を

射殺しようとするのか、

さっぱりわからない。

それが、病後の孤独な

生活の中で、なんとなく

わかるような気が

してしまった。

 

多くの人とかかわって

生活している場合、

敵対したり不満を持つのは、

身近な誰かだ。「あいつが

気に入らない」とか

「こいつが不愉快だ」とか。

だから、もめるとしても、

特定の個人が相手だ。

 

ところが、孤独に生活

していて、身近な人たちの

関わりあいがない場合、

だんだんと相手は、

個人ではなく、世界全体に

なっていく。

自分対他人ではなく、

自分対世界になっていくのだ。

 

そして、「誰にも共感して

もらえない痛みについて、

もやもやした気持ちを抱えた」

というようなことを先に

書いたが、そういう

さまざまなもやもやが、

孤独だと、どんどん

たまっていく。

 

それをぶつける相手は、

世界以外にない。

とすると、攻撃対象が、

大統領候補というような、

世界を代表している感じの人に

なっていくのも無理はない。

 

逆に、そういう大物で

なくても、世間の誰でもいい、

ということにもなる。

誰であろうと、それは世界

という総体の一部だから、

世界に一撃を加える

ことになる。

「誰でもよかった」

というのは、自分対世界に

なってしまっているから

出てくる言葉ではないのか。

 

大物か、誰でもいいか、

そういう両極端に

なるような気がする。

これはとても危険なことだ。

 

前に読んだ本で、

メモを取っていた文章を、

思い出してしまいました。

 

生まれながらにハンディを

抱え、マイナスから人生を

スタートしたアイにも、

わかるような気がしたからです。

 

アイの場合は、恨むのではなく

鈍麻になっていきました。

世の中の大半はどうでもいいと

思うようになったのは、

一種の防衛本能なのでしょう。

成長しても、変わるものでは

ありません。

 

昔付き合っていた恋人に

そんなところを見抜かれて、

フラれたこともありますし、

昔も今も、アイは他人への

思いやりが欠けていると

指摘されることがあります。

 

医療従事者としてはあるまじき

性格かもしれませんが、

他人にアイの苦しみを理解して

もらった覚えがないように、

アイも他人の苦しみを理解する

気はありません。それは

おこがましい、というやつですよ。

 

アイが変われないように、

他人もきっと変われない。

社会もまた、システム上で

危険人物が発生するリスクを

わかっているのに、

どうすることもできない。

 

これからも、似たような事件は

続くのでしょう。

自然災害への備えも大事ですが、

学校でも職場でも、犯罪者から

身を守る備えが必要だと思います。

 

巻き込まれる確率が上がったと

すれば、警戒レベルもそれに

合わせて。アイの薬局でも

セキュリティを見直すことに

しました。