今週は近隣の医療機関が

どこも夏休みということもあって、

1人薬剤師でこなしました。

 

ニュースでは大騒ぎですけど、

アイの地元はこれまでと

何も変わっていないように見えます。

薬局の外を眺めてみれば、

昼の街は普通に人が出歩いてますし、

夜間のバイト帰りには、

居酒屋や路頭でお酒を飲んで

いる人たちが普通にいます。

 

医療体制がひっ迫している

というのは事実だと思いますけど、

総合病院はともかく、

街のクリニックは昨年も今年も

普通に夏休みを

とっておられますよ。

 

新型コロナウイルスどころか、

インフルエンザにも罹った

ことがないアイは、

どこか他人事のような気分で

日々を過ごしてます。

まあ、友達と呼べる人も

ほとんどおらず、職場でも

他人と距離を置いていて

休日も公園ぐらいしか

行き場所がないので、

感染リスクが低いだけですが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今週は出勤していたとはいえ、

患者さんはほとんど来ませんでした。

在宅と、前回の件からポツポツ

入るようになったオンライン

服薬指導の要請と、

クリニックが休みなので

薬局にかけてくる電話相談が中心です。

特に新型コロナ関連の

問い合わせが、多いうえに

シリアスな内容でした。

かかりつけ医と

発熱相談センターは仕事しろ

 

空き時間には本やマンガを読んでました。

kindle、ebooks、dmmブックスetc、

最近は50%割引や還元が

珍しくないので、図書館や

マンガ喫茶に行かなくても

気軽に読書が楽しめます。

 

映画大好きポンポさん』の

スピンオフも読んでみましたが、

やはりこの作品は、

新人映画監督の青年が柱ですね。

 

創作のためなら、他人どころか

自分さえも容赦なく犠牲に捧げてしまう

この青年は、現実に存在しました。

 

例えば手塚治虫先生もそうです。

よく知らなかった頃は

医者の不養生程度に考えてましたが、

実録はそれどころじゃないですね。

むしろ60歳までよく保ったなと。

命をおろし金ですり減らすような生き方で。

 

当然ですが、アイには

こんな生き方は無理です。

その1/10すら、マネできないでしょう。

 

幼少期の闘病体験のせいか、

アイは絶対に無理をしない節約運転が

体に染みついて取れません。

集中力の低さも、それによるものでしょう。

集中するのは、疲れますから。

 

なにもかも中途半端。

そんなアイが薬局薬剤師という職業を

選んだのは必然だと思っています。

 

8月も半ばを過ぎて、

もうすぐ夏が終わる。

完全燃焼ではなく生焼けで、

アイは残りの人生を少しづつ

灰に変えていく。