http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20200826_2.pdf
(2020年4~6月の調剤薬局等の経営状況 公益社団法人日本医師会)
なんで日本医師会が、薬局のレポートを発表してるんですかね。
要するに、新型コロナウイルス感染症で病院は減収となった。
しかし、薬局はそれほどのダメージを受けていない。
よって、来年4月の改定では薬局の取り分を病院に寄越せと。
なんて浅ましい。もう一度言います、なんて浅ましい。
しかもこのレポート、きわめて作為的です。
病院の医業利益率(必要経費を差し引きした後の数字)と、
薬局の売上高(必要経費を差し引く前の数字)を比較するのは
フェアじゃないです。
小さい字で、
※データの限界から一部調剤報酬および薬剤料以外の売上を含むケースがある。
と付け加えてあるのもイヤらしい。
これはマスクやトイレットペーパー、消毒用アルコールやうがい液などの
保険外収入の売上が入っていることを否定しないという意味です。
薬局の売上高(保険調剤収入+保険外収入)でデータをとれば、
それほどダメージを受けていないように見えて当然です。
処方せん調剤の長期日数化により、売上(↑)でも利益(↓)という
特異な現象が薬局に発生することは以前に説明した通りです。
本来は、薬局の売上高ではなく調剤利益率と比較するべきなのに、
あえて無視したのでしょう。悪質な印象操作と言わざるをえません。
日本医師会も新会長が就任して、カラーが変わっていくのでしょうね。
アイは、新会長をトランプ大統領のようなキャラクターだと捉えています。
トランプ大統領は、仮にも法に則った選挙で選ばれた大統領ですが、
日本医師会会長選挙は、公職選挙法の適用外ですから。
日本最強の既得権益団体のトップ、
医師会会長の地位は金で買えるのです。
大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は、
大和リース株式会社(本社:大阪市、社長:森田俊作)と、
医療法人新さっぽろ脳神経外科病院(所在地:札幌市、理事長:中川俊男)、
医療法人新札幌整形外科病院(所在地:札幌市、理事長:吉本尚)、
医療法人記念塔病院(所在地:札幌市、理事長:三井慎也)、
学校法人札幌学院大学(所在地:江別市、理事長:井上俊彌)、
学校法人産業技術学園(所在地:恵庭市、理事長:宮川藤一郎)の6者とともに
(以下、当コンソーシアム)、本日、札幌市厚別区の
「市営住宅下野幌団地」跡地などからなるG街区及びI街区(合計約49,000㎡)を取得し、
「(仮称)新さっぽろ駅周辺地区G・I街区開発プロジェクト」として共同開発に
着手することをお知らせします。
本プロジェクトは、G街区に大学などの教育機関、I街区に
商業施設・ホテル・分譲マンション・医療施設の建設を計画しています。
北海道は新札幌駅で進行中の、大規模な都市開発計画。
医師会の新会長は、ここに移転される白い巨塔の理事長として君臨します。
金と権力を極めた男が、次に何を欲するか?
決まってるでしょう。さらなる金と権力です。
豊臣秀吉が日本を統一した後、外国まで支配しようとしたように。
医師会は、他業種を支配し喰ら・・・このへんで止めときます。
逆らうには、相手が悪過ぎる。