こんばんは、アイです。
12月ですね。
今年も残りあと1ヶ月となりました。
振り返れば、しんどい年でした。自業自得とはいえ、
厄介なトラブルに立ち向かわなければなりませんでした。
とはいえ『喉元過ぎれば熱さを忘れる。』
過ぎてしまったことなど、どうでもいいです。
大事なのはいつだって、これからです。
新しいことを考えるのに頭がいっぱいで、記憶の片隅すら
残しておく場所はありません。
不動産会社にとって、アイほど上客もいないでしょう。
広告を出した次の日に申し込みに来て、その次の日には契約完了。
急な展開に相方は驚いていましたけど、決まる時はこんなものです。
何の障害もなくあれよあれよという間に道が開けてしまう。
逆に言うと、あちこち障害だらけで通り辛そうなら、その道は
やめておいたほうがいいということです。自分の力を過信して
イバラの道を選んだ代償を、文字通り痛みとして味合うことになるでしょう。
自業自得というやつです。
「こんな感じで間取りを考えてます。
建築メーカーに見積もりを出させてください。」
契約を終えて、具体的な計画を決める打ち合わせの席。
参考として用意されていた図面は横に押しやって、
自分が書いてきた図面を机に広げるアイ。
注文住宅は初めてじゃないので、ある程度は自分でデザインできます。
薬局を建てる時も親の家を建てる時もイチから設計に関わりました。
家を買うなら、思い通りに造れる注文住宅と決めてました。
誰かや何かに自分を合わせるのは性に合わない。アイは自由でいたいのです。
本当は親の家を継ぐつもりでした。
だからこそ、8年前に親が実家を新築する計画を立てた時、
アイも出資して登記に名入れをしたのです。
それまでずっと婚活を頑張っていましたが、全然うまくいかなったので。
このまま生涯独身かもしれないと覚悟していました。
幸いにしてというか、いつもギリギリのところで助かる、救われる
アイの法則発動というか、36歳で結婚できたので実家を継ぐ道は止めました。
親の実家には、まだ独身の妹ふたりがいます。
ふたりも気付けば38歳と37歳、親も結婚の話題に触れなくなりました。
婚活しなかったから、とは言いません。アイの婚活も失敗の連続でしたから。
合コンも出会い系サイトもカップリングパーティーも街コンも全くの徒労でした。
実家は妹ふたりに継いでもらいます。
これで老いた親の介護問題も実家の相続問題も解決するかもしれないわけで、
良しとしましょう。あとはアイの家族が住む別の家を用意するだけです。
ただ、2軒目の家を建てるとなると貯金がさすがに足りません。
住宅ローンを組まざるをえないようです。
「41歳にして債務者か、血湧くわね。」
打ち合わせを終えた帰り道。
強がりを言いながらも人生初の借金に内心恐怖を感じながら、
相方をチラリと見るアイ。
「大丈夫、つくづく自分はツイてると思うから。
良い場所が見つかってラッキーだよね。きっと上手くいくよ。」
生まれてから自分の幸運を信じて疑ったことがない(らしい)相方が、
満面の笑顔で言いました。
確かに、結婚生活は順調で子供もすぐに出来たし
待機児童とは無縁だし幼稚園の抽選にも受かったけどさ。
今後も上手くいく保障はない。とはいえアイもどこかで
自分の悪運を信じているけど。
いまさら後戻りはできないし、戻りたくない。
さあ、自由を求めて家を建てよう。