こんばんは、アイです。
 8月も終わりですね。
 福島の原発事故で、政府の事故調査・検証委員会が
東電の吉田所長を聴取した記録、いわゆる『吉田調書』の公開が
検討されているとのことです。

 吉田所長が故人となった以上、残されたこの調書は
当時の状況を知るうえで重要な記録です。

 吉田調書を巡っては、朝日新聞の報道に一部誤りがあったのでは
ないかと言われていますが。

 『プロメテウスの罠』を連載していた朝日新聞にかぎって、
そんなはずはありませんよね?

 
プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発事故の真実: 1 (プロメテウスの罠シリーズ)/学研パブリッシング


 
 『寄生獣』という作品をご存知でしょうか。

 
寄生獣(1) (アフタヌーンKC (26))/講談社

 アイがまだ学生の頃に連載していたコミックです。

 見ての通り、この絵をキモイと敬遠する人もいましたが、
昔からダークな世界観を好むアイには、とても面白い作品でした。

 『寄生獣』は、なんと今頃になって映画化とアニメ化が決定しました。

 『ジョジョの奇妙な冒険』もそうでしたが、当時のファンが大人になり、
より多くの人に伝えたいと思うようになったのでしょうね。

 この調子でどんどん昔の作品をアニメ化してください。
 妖怪ウォッチがブームなんだから、『うしおととら』がアニメに
なったっていいじゃないですか。

 ただ個人的に気になるのは、『寄生獣』について、
映画はともかくアニメのほうは、かなりイメージが異なるということです。

 


 
 約20年も昔の作品なわけで、今風に変えたくなるのは
わかりますけどね。

 違和感を覚えるのは、アイだけでしょうか。
 
 まあ、人によって物の見方や解釈は異なるわけで。  

 このほうが面白いと、思ったのかもしれません。





 この情報化社会において、解釈こそが重要です。

 私たちは毎日、膨大な情報を見聞きします。

 その中から何を覚え、何を無視するか。

 どう解釈するかで、進む道が違ってくる。

 情報は、早さで比べればインターネットやテレビが1番早い。
 だけどそれは、ただ早いだけ。伝えているだけ。
 内容は浅く、信憑性も疑わしい。

 新聞や雑誌も、ろくに取材や勉強をせず、政府や企業の発表を
ただ書き写すだけの存在になりつつある。
 オリンパス事件がそうだったように、綿密な取材や勉強が
必要な事件や、警察のお墨付きが無い事件については、
書かなかったり、誤魔化すこともある。

 吉田調書についても、読む人によって解釈は異なるのでしょう。
 
 カエサルもこんな言葉を残しています。

 『
人間とは噂の奴隷であり、しかもそれを、
 自分で望ましいと思う色をつけた形で信じてしまう。』

 
 

 
 
 仕事の合間。

 医薬品の添付文書を読みながら、
アイスコーヒー(作り置き)を飲むアイ。
 
 どんどん薬が増える、性懲りもなく。

  

 薬剤師である以上、薬について熟知しておくのは当然です。

 薬剤師の中には本当によく勉強する人がいて、臨床試験の
結果やら承認審査報告書やら、外国の論文までチェックする
らしいですが、アイがそこまですることは、稀です。

 なぜなら、あまり意味が無いんですよね。
 なまじ情報過多になると、今後はそれが逆に弊害となる場合もある。

 例えば医師がBという薬を、新しく発売されたAという薬に
切り換えたとします。
 製薬会社は、BよりもAのほうがよく効くと宣伝しています。
医師も色々考えて決めたのでしょう。

 だけど薬剤師は、実はたいして違いがないことを知っています。
 そのままBを使い続けても何も問題はないし、薬代が安くなる
ジェネリック薬品も使えるので、切り替える必要ないと思ったりします。

 しかし、それを口に出すわけには行きません。
 不用意にそんなことを言えば、医師からも患者さんからも不信感を
抱かれてしまう。

 情報を提供する立場として、何を言うべきで、言うべきでないか。

 薬剤師は、医師の処方権を侵害せず、患者さんの健康を守るために、
薬の適切な使用方法、副作用などの注意点について説明を行い、
そしてより深い情報を求める人には、慎ましげに意見を述べさせて
頂く、そんな仕事です。

 
 
 今は、誰でも情報を簡単に入手できる時代です。

 だからこそ、解釈を間違わないよう、補助する役目が必要です。

 薬についても、驚くほど詳しい人がいる反面、薬の名前すら
ろくに覚えちゃいない人というのもいるわけで。

 そんな人たちのために、薬剤師の仕事というのは、
意味があるのではないかと。

 アイはそう解釈しています。