こんばんは、アイです。
3月も終わりですね。
東京では例年より早く桜が咲きました。
桜といえばお花見ですけど、花見には二通りの楽しみ方があります。
いわゆる、花か団子か。
どちらを選択するか、それもまた人生観ではないでしょうか。
日曜日。
相方と一緒に、某有名ホテルを訪れたアイ。
もちろん泊まりに来たわけじゃありません。結婚式の相談です。
新生活も、はや一月以上経ち、だいぶ落ち着いてきました。
個人的に悩んでいたこともありますが、慣れたというか、
苦にならなくなってきました。まあ大概の問題というのは時間が解決します。
要は根気の問題。
となれば、そろそろ主要イベントを進めておく必要があります。
アイの二人の妹もいずれは結婚を考えているようです。
その時の基準になるでしょうからね。
ホテルの受付で予約していたことを告げると、大部屋に通されました。
部屋はテーブルごとにパーテーションで区切られていて、
見渡せばどこも並んで座るカップルと、向かい合わせに座るホテルの
スタッフで一杯。ほぼ満員です。
最近はレストランとかで行うハウスウェディングも人気だと聞いてるけど。
ホテルウェディングというのも、根強い人気があるみたいね。
まあ儲かる商売だからな。負けられないか。
相談といっても、アイは基本的に人の話を聞きません。
自分の中で道が定まっているので、聞いても仕方がないのです。
だから相談というよりは注文です。アイたちの前に座った担当スタッフに、
希望する日付と式の形式を明確に伝えました。
なんでもそう。何を選ぶのも、アイの中でイメージは定まっている。
あとはその注文を、実現できるかの話。
「日曜のお式のあと、すぐにお帰りになるのですか?」
驚いた顔をするスタッフに、平然とした顔で言うアイ。
「そうよ。朝から仕事だから。ホテルからたるんだ気持ちで職場に
行けるわけないじゃない。」
「失礼ですが、お休みを取ることは難しいのですか?」
「そんな自由はないの。土曜日も毎週仕事。式ができるのは日曜日しかない。
やるべきことを済ませたら、そのまま帰ります。」
「ですが、私どもではお式を挙げられた方に、当日の宿泊を
サービスさせて頂いて・・・」
「泊まらない。」
きっぱりと言いきるアイに、隣に住む相方がたまらず割って入ってきました。
折角の機会だし、泊まろうということで、当日ではなく別の日を選んで
宿泊できることになりました。
結婚するということは、何でもひとりでは決められない。
相方の意見も尊重し、相方のペースに合わせなければならないことも多々ある。
やれやれです。
結婚式の見積書というのは項目はもちろんオプションも多くて複雑ですけど、
普段から仕事で 見積書をうんざりするほど検証してるアイには、
必要な部分と不必要な部分が感覚でわかります。
2回ほど見積書をその場で作り直させて、100万程度で
式を挙げられることになりました。
たった1日でこれだけのお金を消費するというのだから、
無駄なイベントだと思います。
だけどまあ、感謝の気持ちをこめて。式を挙げよう。
「8泊、ねぇ。」
二人で並んで歩きながら、呆れた声を上げるアイ。
相方の提案により雨の日以外はほぼ毎晩、夕食後はふたりで
1時間程度のウォーキングをするのが習慣になりました。
コミュニケーションの時間といったところでしょうか。どれだけアイと
一緒にいたいんだという感じですが。
相方が、新婚旅行はヨーロッパに行こうと言い出しました。
海外旅行経験のないアイですが、ヨーロッパで新婚旅行をするとなると、
どうしてもそれぐらいの期間になってしまうそうです。
返答として、無言で小さく肩をすくめます。
わかってないなぁ。
お気楽な雇われ人とは、立場が違うの。
確かに、新婚旅行とはそうしたものでしょう。
そういえば、学校薬剤師で保健室の先生と話をした時、
やっぱり新婚旅行で10日間イタリアに行ったとか言ってたな。
1年経っても子供ができなかったんで、次の年もイタリアに7日間行ったとか。
つくづく、学校の先生というのは薬剤師以上に高い給料もらってるくせに、
いてもいなくてもどうでもいい存在だと、内心笑ったわね。
怪我をした子供が保健室に来た時、いつもの先生が遊びにいっていないと
わかったら、子供はどう思うだろうか?
管理者とは常にその場にいて、陣頭指揮をとらなければならない。
もし誰かに役目を任せて、遊んでるような管理者がいたらそいつは無価値だ。
on the beachって言葉知ってる?外資系とかで使われる言葉。
そのまま読むなら、砂浜に寝そべって休む姿。
俗語としては、仕事もせずにさぼっている姿。
お前なんて、いてもいなくても同じだ。
そう思われることを、何よりも怖れなければならない。
自分の居場所を失うかもしれないのだから。
だけどそんな危機感なんて、日本で雇われとして働いている人間には、
わからないだろうな。
「お盆休みは数日取れると思うけど、8泊はできない。
その半分以下の日程でプランを立て直して。その代わり、旅行帰りの次の日から
すぐ仕事というスケジュールでも構わないわ。」
それじゃ大変じゃないか、という相方に、笑みを見せるアイ。
「そんなことより、桜がきれいね。」
街のあちこちに咲いている桜の樹を見上げて、言います。
花より団子なんて、無駄なカロリーを取ったり時間を消費するヒマなんて、
アイにはないけれど。
だけどせめて、今年も桜が綺麗だったということは、覚えておこう。
3月も終わりですね。
東京では例年より早く桜が咲きました。
桜といえばお花見ですけど、花見には二通りの楽しみ方があります。
いわゆる、花か団子か。
どちらを選択するか、それもまた人生観ではないでしょうか。
日曜日。
相方と一緒に、某有名ホテルを訪れたアイ。
もちろん泊まりに来たわけじゃありません。結婚式の相談です。
新生活も、はや一月以上経ち、だいぶ落ち着いてきました。
個人的に悩んでいたこともありますが、慣れたというか、
苦にならなくなってきました。まあ大概の問題というのは時間が解決します。
要は根気の問題。
となれば、そろそろ主要イベントを進めておく必要があります。
アイの二人の妹もいずれは結婚を考えているようです。
その時の基準になるでしょうからね。
ホテルの受付で予約していたことを告げると、大部屋に通されました。
部屋はテーブルごとにパーテーションで区切られていて、
見渡せばどこも並んで座るカップルと、向かい合わせに座るホテルの
スタッフで一杯。ほぼ満員です。
最近はレストランとかで行うハウスウェディングも人気だと聞いてるけど。
ホテルウェディングというのも、根強い人気があるみたいね。
まあ儲かる商売だからな。負けられないか。
相談といっても、アイは基本的に人の話を聞きません。
自分の中で道が定まっているので、聞いても仕方がないのです。
だから相談というよりは注文です。アイたちの前に座った担当スタッフに、
希望する日付と式の形式を明確に伝えました。
なんでもそう。何を選ぶのも、アイの中でイメージは定まっている。
あとはその注文を、実現できるかの話。
「日曜のお式のあと、すぐにお帰りになるのですか?」
驚いた顔をするスタッフに、平然とした顔で言うアイ。
「そうよ。朝から仕事だから。ホテルからたるんだ気持ちで職場に
行けるわけないじゃない。」
「失礼ですが、お休みを取ることは難しいのですか?」
「そんな自由はないの。土曜日も毎週仕事。式ができるのは日曜日しかない。
やるべきことを済ませたら、そのまま帰ります。」
「ですが、私どもではお式を挙げられた方に、当日の宿泊を
サービスさせて頂いて・・・」
「泊まらない。」
きっぱりと言いきるアイに、隣に住む相方がたまらず割って入ってきました。
折角の機会だし、泊まろうということで、当日ではなく別の日を選んで
宿泊できることになりました。
結婚するということは、何でもひとりでは決められない。
相方の意見も尊重し、相方のペースに合わせなければならないことも多々ある。
やれやれです。
結婚式の見積書というのは項目はもちろんオプションも多くて複雑ですけど、
普段から仕事で 見積書をうんざりするほど検証してるアイには、
必要な部分と不必要な部分が感覚でわかります。
2回ほど見積書をその場で作り直させて、100万程度で
式を挙げられることになりました。
たった1日でこれだけのお金を消費するというのだから、
無駄なイベントだと思います。
だけどまあ、感謝の気持ちをこめて。式を挙げよう。
「8泊、ねぇ。」
二人で並んで歩きながら、呆れた声を上げるアイ。
相方の提案により雨の日以外はほぼ毎晩、夕食後はふたりで
1時間程度のウォーキングをするのが習慣になりました。
コミュニケーションの時間といったところでしょうか。どれだけアイと
一緒にいたいんだという感じですが。
相方が、新婚旅行はヨーロッパに行こうと言い出しました。
海外旅行経験のないアイですが、ヨーロッパで新婚旅行をするとなると、
どうしてもそれぐらいの期間になってしまうそうです。
返答として、無言で小さく肩をすくめます。
わかってないなぁ。
お気楽な雇われ人とは、立場が違うの。
確かに、新婚旅行とはそうしたものでしょう。
そういえば、学校薬剤師で保健室の先生と話をした時、
やっぱり新婚旅行で10日間イタリアに行ったとか言ってたな。
1年経っても子供ができなかったんで、次の年もイタリアに7日間行ったとか。
つくづく、学校の先生というのは薬剤師以上に高い給料もらってるくせに、
いてもいなくてもどうでもいい存在だと、内心笑ったわね。
怪我をした子供が保健室に来た時、いつもの先生が遊びにいっていないと
わかったら、子供はどう思うだろうか?
管理者とは常にその場にいて、陣頭指揮をとらなければならない。
もし誰かに役目を任せて、遊んでるような管理者がいたらそいつは無価値だ。
on the beachって言葉知ってる?外資系とかで使われる言葉。
そのまま読むなら、砂浜に寝そべって休む姿。
俗語としては、仕事もせずにさぼっている姿。
お前なんて、いてもいなくても同じだ。
そう思われることを、何よりも怖れなければならない。
自分の居場所を失うかもしれないのだから。
だけどそんな危機感なんて、日本で雇われとして働いている人間には、
わからないだろうな。
「お盆休みは数日取れると思うけど、8泊はできない。
その半分以下の日程でプランを立て直して。その代わり、旅行帰りの次の日から
すぐ仕事というスケジュールでも構わないわ。」
それじゃ大変じゃないか、という相方に、笑みを見せるアイ。
「そんなことより、桜がきれいね。」
街のあちこちに咲いている桜の樹を見上げて、言います。
花より団子なんて、無駄なカロリーを取ったり時間を消費するヒマなんて、
アイにはないけれど。
だけどせめて、今年も桜が綺麗だったということは、覚えておこう。
