こんばんは、アイです。
11月も終わりですね。
日を追うごとに寒くなっていくような感じです。
体に疲れを感じるようになるのは、毎年ちょうどこの頃。
1年分のダメージは、経験と共に確実に体に蓄積されていきます。
年末になると、ふとお酒を飲みたくなる衝動にかられるのは、
そんな疲れを癒したいとか、そのためなのかもしれません。
「素晴らしい、YLOD・YLOD♪初期型はー、初期不良がー、
いつか起こるのさー♪」
ふざけた歌を歌いながら、PS3の本体をひっくり返して、
ドライバーを当てるアイ。
富士通製の160GBのハードディスクを取り出します。
元々これには20GBのハードディスクが入っていたのですが、
あまりに容量が少ないので、以前に自分で交換したのです。
これで、準備完了。
アイの持ってる初期型のPS3が、壊れました。
電源を入れても、起動しません。まず最初に黄色いランプが光り、
次いでエラー音が鳴って赤いランプの点滅に切り替わり、終了。
何度やり直してもその繰り返しです。
この現象はPS3ユーザーには有名らしくて、通称YLODと呼ばれているそうです。
YLODとは、Yellow Lump Of Deathの略(もちろん公式名称ではない)、
どうやら、設計に初めから不具合があり、しばらく使用していると
基盤のハンダ付けが放熱と冷却による金属疲労を起こして割れてしまい、
基盤が絶縁状態になるため、起動しなくなるそうです。
PS3の初期型に関しては、数年使えば必ずといっていいほど起きる現象とのこと。
本来ならリコール対象のような気がしますけど、ソニーは何もしなかったようですね。
アイが新品でこれを買ってから、約4年。
ビックカメラでも、ゲーム機の長期保証は3年までと決められていますから、
メーカー側に最も都合の良いタイミングで壊れたということになります。
これが噂のソニータイマーってやつね。
電源コードを外したPS3の通気口に、ドライヤーを当てるアイ。
熱風を通気口から、吹き込みます。
ハードディスクを外したのはこのため。ハードディスクは熱に弱いですから。
このYLODという現象、一時的にでも復旧させる方法があるらしいのです。
それは、ドライヤーで熱風を送り込むという、なんとも珍妙な方法。
いや別にこれはアイが考えたわけではなく、あちこちのサイトやyoutubeなどで
既に紹介されている方法です。
要するにハンダが割れて絶縁状態になってるわけで、ハンダを熱膨張させて
くっつけてやれば、電気が通ると。
「動け、動け動け動け、動いてよー、いま動かなきゃ、みんな死んじゃうんだー。」
開始から5分、早くも飽きてきたアイ。
説明では、最低でも20分は熱し続けろとのことでした。一度では駄目な場合が
多く、二度でも三度でも何回もやれと。
熱風が精密機械に良いわけがなく、PS3がパチパチと嫌な音を立てます。
通気口をのぞきこむと、時々青い火花まで出たりして、危なっかしくてしょうがない。
何より、いい年した大人が、ゲーム機にドライヤーで温風を当て続ける図。
我ながら恥ずかしいです。絶対に人に見られたくない光景です。
でもPS3には、アイの大事なセーブデータが入っています。
特に「デモンズソウル」と「ダークソウル」のデータは、アイにとっては
ダイヤモンドにも等しい価値があり、絶対に失いたくないところ。
外付けハードディスクに念のため、3ヵ月に1度はバックアップを
取っていましたけど、この本体が動かなければ何の意味もない。
本体と外付け、両方ともハードディスク自体は無事なのに、
おかしな話だと思います。
PS3は、特定の基盤に特定のハードディスクが指定されます。
もしPS3を買い換えたり、ハードディスクを別のものに交換した場合は、
バックアップデータをコピーできないし、ハードディスクの情報は初期化
されてしまうように出来ているのです。
修理に出した場合も同じことです。基盤が交換されれば
それはもう全く別のPS3と同じ認識をされますし、ハードディスクの情報は
消えてしまうかもしれないことを、修理の際は了承しなければなりませんから。
まあ正確に言うと、バックアップデータというのは別のPS3にコピーできるものも
あるんですけどね。
デモンズソウルとダークソウルのデータは、コピー不可のデータなんですよ。
「どうだ・・・」
じんわりと額に汗が吹き出るのを感じながら、呟くアイ。
PS3が冷めるのを、じっと待ちます。
ドライヤーをかけ続けること、3回に渡り計60分。間に30分冷ます時間を
置いたので、すでに2時間を越える作業となりました。
ドライヤーの熱風のせいで、冬だというのに部屋はぽかぽかです。
ていうか、ドライヤーのほうが壊れるかもしれない。普通こんなに長く
使い続けたことなんてないし。
まだほんのり暖かい挿入口にハードディスクをセットして、
電源コードを繋ぎます。
スイッチ、オン。
テレビに映ったPS3のロゴ画面を見て、ガッツポーズを取るアイ。
「やったー!」
なんという達成感。泣きそうです。頑張ったワタシ。
土曜の夜を浪費したのは、無駄じゃなかった。
以前にも、ソニーについてはブログで書いた記憶がありますが、
昔は良い会社だったと思います。
技術のソニーと呼ばれるくらい、高い技術とそして志を有した集団でした。
パイオニアとなって切り開いた分野も、数多くあります。
だけど、今はもうダメですね。
技術のソニーから、コンテンツビジネスのソニーへと変換を目指す際に、
様々なものを切り捨ててしまった。切り捨ててしまったものの中には、
もう二度と手に入らないほど大事なものも、きっと含まれていたのでしょう。
近年、飛ぶ鳥を落とす勢いのアップルに対し、ソニーはなんとか対抗しようと
しています。
だけど、全く歯が立っていません。
新しいPS3を購入する際、ビックカメラの家電売り場でしばらく見ていたのですが、
アップルのブースはいつも人でいっぱいなのに、ソニーのブースはどこか閑散と
していました。特にソニータブレットなんて、手に取る人すらいませんでした。
新型携帯ゲーム機、PS vitaも、どことなくいまいち。
操作キーやボタンが小さくなって押しづらくなったし、本体が重い。
そのうち改良機を出すでしょうけど、現状ではちっとも買う気が起きません。
記録媒体も、相変わらずソニーだけの独自規格とか、悪いクセばかりが目立つ。
だいたい、いまはスマートフォンでみんなゲームをする時代なんだから、
それに合わせた対策が急務なんじゃないの?危機感が足りない。
時代を読むセンスさえ失われたのかしら?
そしてソニーが新たな本業として目指すコンテンツビジネスでは、
なんと合計1億件以上という、過去最大規模の個人情報流出事件を起こす有様です。
あの時のソニーの対応を、アイは決して忘れません。
ホームページにお詫び文を掲載し、テレビで謝罪会見をしただけで、
顧客に対する補償なんかはほとんどなし。
ソニーが顧客に補償として提示したのは、別に欲しくもないような
当社指定の昔のクズゲームを2本だけダウンロード化にして、
有料サービスを1ヶ月間無料で使用可にしただけです。有料サービスの
1ヶ月間無料というのは、これを機会にという勧誘でしょう?どの面下げて言うのかと、
正直呆れました。
調剤薬局でも、個人情報の管理というのは極めて重要なことです。
だけど、もし本当に流出させてしまったとして、その時の対応とか補償は
こんな程度で済ませても構わないのね?と、アイは覚えておくことにしました。
ソニーの代表取締役は、ストリンガーから平井一夫氏へと変わりました。
平井氏は技術屋ではなく、営業マンとでも呼ぶべき人です。
おそらく、ソニーはまた変わるでしょう。
ただし、良いほうにとは限りませんが。 アメリカで培った合理主義で、
きっと採算に合わないものを切り捨てていくのではないでしょうか。
切り捨てていくものの中に、また大事なものが含まれてないといいですがね。
治った初期型PS3を、さっそくネットワークに繋ぐアイ。
だけど、これはあくまで一時的な復旧にすぎません。
いまのうちにセーブデータを抽出する必要があります。
初期型PS3と新型PS3を直接LANケーブルでつないで、ダイレクトに
データを移行する方法もあるようですが、設定や接続がやたら面倒くさい。
しかもデータ容量によっては、なんと24時間近くかかるとか。
その間、初期型PS3が稼動し続けてくれる保証はありません。
しかも、新型PS3にデータ移行をすれば、初期型PS3のほうは
データが全て消去されるという仕様になっています。失敗したら
これまでの努力は水の泡。
アイは別の方法を選びました。ソニーが運営している、
プレイステーション・ネットワーク(PSN)にアクセスし、有料会員の
登録を行います。1ヶ月500円だけど、この1ヶ月分だけ、我慢しよう。
有料会員のサービス自体は、これでコンテンツビジネスをやろうなんて
失笑しか出てこない、程度の低いものばかり。
だけど、唯一使えるものがあります。それは、セーブデータを
オンライン上に保存できる、オンラインストレージが使用可能になることです。
まあこれも、データ容量はかなり低く限られていて、全部のセーブデータは
保存できないとか、一度コピーしたデータはその後24時間コピーできなくなる
とか、はっきりいってどうしょうもないものなんですけどね。
デモンズソウルとダークソウルのセーブデータを保存するだけなら、これで十分。
ああ、疲れた。
時計を見ると、すでに深夜になろうとしています。
それでも、セーブデータの抽出を完了させ、アイは安堵の気持ちに
満たされていました。
昨年ぐらいからでしょうか。ソニーが有料会員サービスを始めたのと
ほぼ時期を同じくして、セーブデータがコピー不可のゲームが増え始めたのは。
逆に言えば、コピー不可のセーブデータをもし確実に保存しておきたかったら、
ソニーの有料会員サービスに登録して、オンラインストレージを利用するしかない、
ということです。
つまり、顧客が有料会員になるように、メーカーと共謀していると
いうことですね。
うん、知れば知るほど、もうクズ会社かな。
ソニーの平井氏は、新型PS3を発売する際、PS2を遊ぶ機能を
切り捨てました。
そのほうが価格が安くなるから、という理由で。
ということは、PS4が出たらPS3を遊ぶ機能を当然切り捨ててくるでしょう。
なら、その辺が潮時かな。
任天堂に回帰するか、はじめてのマイクロソフトか、あるいは、ゲームを
卒業するか。その時に決めよう。
「さてと。」
改めて新型PS3をテレビに接続し、久々にダークソウルをやろうか、
そう思った時でした。
ゲームスタート画面に、文章が表示されます。
「データが破損しました。復旧を試みます。」
は?
「復旧は不可能でした。NEW GAMEからスタートしてください。」
・・・途中で、止まったからか。これが絶望の、RPG・・・
真っ白になって、その場に崩れ落ちました。
11月も終わりですね。
日を追うごとに寒くなっていくような感じです。
体に疲れを感じるようになるのは、毎年ちょうどこの頃。
1年分のダメージは、経験と共に確実に体に蓄積されていきます。
年末になると、ふとお酒を飲みたくなる衝動にかられるのは、
そんな疲れを癒したいとか、そのためなのかもしれません。
「素晴らしい、YLOD・YLOD♪初期型はー、初期不良がー、
いつか起こるのさー♪」
ふざけた歌を歌いながら、PS3の本体をひっくり返して、
ドライバーを当てるアイ。
富士通製の160GBのハードディスクを取り出します。
元々これには20GBのハードディスクが入っていたのですが、
あまりに容量が少ないので、以前に自分で交換したのです。
これで、準備完了。
アイの持ってる初期型のPS3が、壊れました。
電源を入れても、起動しません。まず最初に黄色いランプが光り、
次いでエラー音が鳴って赤いランプの点滅に切り替わり、終了。
何度やり直してもその繰り返しです。
この現象はPS3ユーザーには有名らしくて、通称YLODと呼ばれているそうです。
YLODとは、Yellow Lump Of Deathの略(もちろん公式名称ではない)、
どうやら、設計に初めから不具合があり、しばらく使用していると
基盤のハンダ付けが放熱と冷却による金属疲労を起こして割れてしまい、
基盤が絶縁状態になるため、起動しなくなるそうです。
PS3の初期型に関しては、数年使えば必ずといっていいほど起きる現象とのこと。
本来ならリコール対象のような気がしますけど、ソニーは何もしなかったようですね。
アイが新品でこれを買ってから、約4年。
ビックカメラでも、ゲーム機の長期保証は3年までと決められていますから、
メーカー側に最も都合の良いタイミングで壊れたということになります。
これが噂のソニータイマーってやつね。
電源コードを外したPS3の通気口に、ドライヤーを当てるアイ。
熱風を通気口から、吹き込みます。
ハードディスクを外したのはこのため。ハードディスクは熱に弱いですから。
このYLODという現象、一時的にでも復旧させる方法があるらしいのです。
それは、ドライヤーで熱風を送り込むという、なんとも珍妙な方法。
いや別にこれはアイが考えたわけではなく、あちこちのサイトやyoutubeなどで
既に紹介されている方法です。
要するにハンダが割れて絶縁状態になってるわけで、ハンダを熱膨張させて
くっつけてやれば、電気が通ると。
「動け、動け動け動け、動いてよー、いま動かなきゃ、みんな死んじゃうんだー。」
開始から5分、早くも飽きてきたアイ。
説明では、最低でも20分は熱し続けろとのことでした。一度では駄目な場合が
多く、二度でも三度でも何回もやれと。
熱風が精密機械に良いわけがなく、PS3がパチパチと嫌な音を立てます。
通気口をのぞきこむと、時々青い火花まで出たりして、危なっかしくてしょうがない。
何より、いい年した大人が、ゲーム機にドライヤーで温風を当て続ける図。
我ながら恥ずかしいです。絶対に人に見られたくない光景です。
でもPS3には、アイの大事なセーブデータが入っています。
特に「デモンズソウル」と「ダークソウル」のデータは、アイにとっては
ダイヤモンドにも等しい価値があり、絶対に失いたくないところ。
外付けハードディスクに念のため、3ヵ月に1度はバックアップを
取っていましたけど、この本体が動かなければ何の意味もない。
本体と外付け、両方ともハードディスク自体は無事なのに、
おかしな話だと思います。
PS3は、特定の基盤に特定のハードディスクが指定されます。
もしPS3を買い換えたり、ハードディスクを別のものに交換した場合は、
バックアップデータをコピーできないし、ハードディスクの情報は初期化
されてしまうように出来ているのです。
修理に出した場合も同じことです。基盤が交換されれば
それはもう全く別のPS3と同じ認識をされますし、ハードディスクの情報は
消えてしまうかもしれないことを、修理の際は了承しなければなりませんから。
まあ正確に言うと、バックアップデータというのは別のPS3にコピーできるものも
あるんですけどね。
デモンズソウルとダークソウルのデータは、コピー不可のデータなんですよ。
「どうだ・・・」
じんわりと額に汗が吹き出るのを感じながら、呟くアイ。
PS3が冷めるのを、じっと待ちます。
ドライヤーをかけ続けること、3回に渡り計60分。間に30分冷ます時間を
置いたので、すでに2時間を越える作業となりました。
ドライヤーの熱風のせいで、冬だというのに部屋はぽかぽかです。
ていうか、ドライヤーのほうが壊れるかもしれない。普通こんなに長く
使い続けたことなんてないし。
まだほんのり暖かい挿入口にハードディスクをセットして、
電源コードを繋ぎます。
スイッチ、オン。
テレビに映ったPS3のロゴ画面を見て、ガッツポーズを取るアイ。
「やったー!」
なんという達成感。泣きそうです。頑張ったワタシ。
土曜の夜を浪費したのは、無駄じゃなかった。
以前にも、ソニーについてはブログで書いた記憶がありますが、
昔は良い会社だったと思います。
技術のソニーと呼ばれるくらい、高い技術とそして志を有した集団でした。
パイオニアとなって切り開いた分野も、数多くあります。
だけど、今はもうダメですね。
技術のソニーから、コンテンツビジネスのソニーへと変換を目指す際に、
様々なものを切り捨ててしまった。切り捨ててしまったものの中には、
もう二度と手に入らないほど大事なものも、きっと含まれていたのでしょう。
近年、飛ぶ鳥を落とす勢いのアップルに対し、ソニーはなんとか対抗しようと
しています。
だけど、全く歯が立っていません。
新しいPS3を購入する際、ビックカメラの家電売り場でしばらく見ていたのですが、
アップルのブースはいつも人でいっぱいなのに、ソニーのブースはどこか閑散と
していました。特にソニータブレットなんて、手に取る人すらいませんでした。
新型携帯ゲーム機、PS vitaも、どことなくいまいち。
操作キーやボタンが小さくなって押しづらくなったし、本体が重い。
そのうち改良機を出すでしょうけど、現状ではちっとも買う気が起きません。
記録媒体も、相変わらずソニーだけの独自規格とか、悪いクセばかりが目立つ。
だいたい、いまはスマートフォンでみんなゲームをする時代なんだから、
それに合わせた対策が急務なんじゃないの?危機感が足りない。
時代を読むセンスさえ失われたのかしら?
そしてソニーが新たな本業として目指すコンテンツビジネスでは、
なんと合計1億件以上という、過去最大規模の個人情報流出事件を起こす有様です。
あの時のソニーの対応を、アイは決して忘れません。
ホームページにお詫び文を掲載し、テレビで謝罪会見をしただけで、
顧客に対する補償なんかはほとんどなし。
ソニーが顧客に補償として提示したのは、別に欲しくもないような
当社指定の昔のクズゲームを2本だけダウンロード化にして、
有料サービスを1ヶ月間無料で使用可にしただけです。有料サービスの
1ヶ月間無料というのは、これを機会にという勧誘でしょう?どの面下げて言うのかと、
正直呆れました。
調剤薬局でも、個人情報の管理というのは極めて重要なことです。
だけど、もし本当に流出させてしまったとして、その時の対応とか補償は
こんな程度で済ませても構わないのね?と、アイは覚えておくことにしました。
ソニーの代表取締役は、ストリンガーから平井一夫氏へと変わりました。
平井氏は技術屋ではなく、営業マンとでも呼ぶべき人です。
おそらく、ソニーはまた変わるでしょう。
ただし、良いほうにとは限りませんが。 アメリカで培った合理主義で、
きっと採算に合わないものを切り捨てていくのではないでしょうか。
切り捨てていくものの中に、また大事なものが含まれてないといいですがね。
治った初期型PS3を、さっそくネットワークに繋ぐアイ。
だけど、これはあくまで一時的な復旧にすぎません。
いまのうちにセーブデータを抽出する必要があります。
初期型PS3と新型PS3を直接LANケーブルでつないで、ダイレクトに
データを移行する方法もあるようですが、設定や接続がやたら面倒くさい。
しかもデータ容量によっては、なんと24時間近くかかるとか。
その間、初期型PS3が稼動し続けてくれる保証はありません。
しかも、新型PS3にデータ移行をすれば、初期型PS3のほうは
データが全て消去されるという仕様になっています。失敗したら
これまでの努力は水の泡。
アイは別の方法を選びました。ソニーが運営している、
プレイステーション・ネットワーク(PSN)にアクセスし、有料会員の
登録を行います。1ヶ月500円だけど、この1ヶ月分だけ、我慢しよう。
有料会員のサービス自体は、これでコンテンツビジネスをやろうなんて
失笑しか出てこない、程度の低いものばかり。
だけど、唯一使えるものがあります。それは、セーブデータを
オンライン上に保存できる、オンラインストレージが使用可能になることです。
まあこれも、データ容量はかなり低く限られていて、全部のセーブデータは
保存できないとか、一度コピーしたデータはその後24時間コピーできなくなる
とか、はっきりいってどうしょうもないものなんですけどね。
デモンズソウルとダークソウルのセーブデータを保存するだけなら、これで十分。
ああ、疲れた。
時計を見ると、すでに深夜になろうとしています。
それでも、セーブデータの抽出を完了させ、アイは安堵の気持ちに
満たされていました。
昨年ぐらいからでしょうか。ソニーが有料会員サービスを始めたのと
ほぼ時期を同じくして、セーブデータがコピー不可のゲームが増え始めたのは。
逆に言えば、コピー不可のセーブデータをもし確実に保存しておきたかったら、
ソニーの有料会員サービスに登録して、オンラインストレージを利用するしかない、
ということです。
つまり、顧客が有料会員になるように、メーカーと共謀していると
いうことですね。
うん、知れば知るほど、もうクズ会社かな。
ソニーの平井氏は、新型PS3を発売する際、PS2を遊ぶ機能を
切り捨てました。
そのほうが価格が安くなるから、という理由で。
ということは、PS4が出たらPS3を遊ぶ機能を当然切り捨ててくるでしょう。
なら、その辺が潮時かな。
任天堂に回帰するか、はじめてのマイクロソフトか、あるいは、ゲームを
卒業するか。その時に決めよう。
「さてと。」
改めて新型PS3をテレビに接続し、久々にダークソウルをやろうか、
そう思った時でした。
ゲームスタート画面に、文章が表示されます。
「データが破損しました。復旧を試みます。」
は?
「復旧は不可能でした。NEW GAMEからスタートしてください。」
・・・途中で、止まったからか。これが絶望の、RPG・・・
真っ白になって、その場に崩れ落ちました。
