こんばんは、アイです。
 連休は満喫できましたか?
 日本は平和でいいですね。

 海の外に出て行って、一生懸命働いておられる方もいるのでしょう。
 どうか、用心してほしいと思います。
 海の外には、夢があるかもしれません。日本に留まっては掴むことができない、
富や栄光が待っているかもしれません。
 
 でも、中には蛮族が済む国もあるわけで。

 とって食われるようなことだって、あるかもしれないのですから。






 「こんにちは。あー、営業はお断りしてますー。」

 自動ドアから入ってきた人をチラリと見て、すぐに興味をなくすアイ。

 来局するのが患者さんか、あるいはどこかの営業マンかは一目でわかります。

 スーツを着て、なんとなく物欲しそうな目つきをしているのが営業マンです。
 最近は小脇にipadを抱える営業マンも多くなり、判別がさらに容易になりました。
 製薬会社から来た営業マンなら、胸に社名と氏名の入ったバッジをつけているので
時間を見つけて対応しますが、どこの誰かぱっと見わからないような営業マンは、
基本的に門前払いしていいとアイは考えています。アポイントメントを取らずに
駆け込みで来る連中なんて、たいがいロクなもんじゃない。

 「忙しいところどうもすいません。お話だけでも、どうか。」

 まあ門前払いしたからといって、すぐに引き下がる営業マンもいないですけどね。 

 案の定、某民間警備会社から来た営業マンでした。

 アイの薬局にステッカーが貼ってないのを見て、ご挨拶しようと思ったとのことでした。


   

 アイは思うところがあって、民間警備会社とは契約していません。

 いままで勤めてきた調剤薬局は、規模が大きいということもあって、
どこも民間警備会社と契約していました。

 でも、契約する意味がないと思うんですよね。

 だって考えてもみてください。民間警備会社のサービスって
警報などを鳴らして注意喚起することと、せいぜい一人か二人、
ガードマンを現場に派遣する程度のことでしょう?

 しかもガードマンが現場に到着するのは、警報が鳴ってから
約15~30分後だそうです。

 物盗りの犯行は、よっぽどウスノロでもない限り、10分以内でカタがつきます。
 ガードマンの到着は間に合わない。いえ、間に合わないほうが
かえっていいのかもしれません。

 ガードマンだって怖いでしょう。だって物盗りは複数いるかもしれないし、
武装しているかもわからない。
 
 かけつけたはいいが、現場で殺されてましたなんて、契約するほうも
気分がさらに悪くなります。その場所でビジネスを継続することは、
もはや不可能に近くなるでしょう。

 結局のところ、民間警備会社の抑止力というのは極めて微力であり、
もし実際に何か事件が起きたが最後、軽く消し飛んでしまう程度の
ものでしかないのです。

 信じる価値はないですし、お金を支払う意味がないと、アイは考えています。




 
 少なくとも調剤薬局の場合、自衛手段として講ずるべきは、

 店舗に置く現金を必要最小限にとどめること。

 金庫なんて置かなくていい。現金は速やかに銀行に入金する。

 医薬品の置かれた調剤室には、毎日きちんとカギをかけること。

 これが意外と面倒くさいですけどね。まあやらないと各方面から
管理がなってないと糾弾されます。

 社員教育とまではいかなくても、説明を怠らないこと。

 忘れてはならないのは、犯罪は外からだけでなく内からも起こりうると
いうことです。だらしないヤツもいますから。

 いざという時、社員を疑わなければならないような事態は、避けたいものです。
まあそのために管理薬剤師がいるんですけどね。
 
 また、自分の持ちこんだ私物は自分の責任で管理するべきものであり、
もし何かあっても管理者側は責任をとらないということを、説明しておくことも
必要でしょう。

 まあアイもこの点は人のことはいえなくて、勤め人だった頃は
自分のロッカーに施錠するなんてことは面倒だったし、やらなかったですけどね。

 でも何が起きてもおかしくないと、心構えはしておくべきでしょう。

 だって海の外では、お店ごと壊されてしまうようなことだって
あるらしいですから。
 


 
 
 民間警備会社の営業マンに帰ってもらった後で、ためいきをつくアイ。

 まあ、でも、監視カメラぐらいは設置してもいいかもしれないな。

 人任せは嫌いだから、ちょっと自分で研究してみよう。 




 アイは、自分の住む街が好きです。

 そりゃまあイヤなこともたまにありますけど、近所の住民たちは
比較的まともで、穏やかな人たちばかり。

 下品で野蛮でIQ低そうな連中が多いようなところには全然住みたくないし、
働きたくない。もしいまそんな場所にいるなら、さっさと見切りをつけて、
引っ越せばいい。

 生玉子やトマトが投げつけられてぐちゃぐちゃになった建物を見て、
気分が晴れるでしょうか。ペットボトルが散乱した道は、歩きやすいでしょうか。

 もはや目を背けるというよりは、無視したい。関わり合うのも嫌だ。

 そんな気持ちにアイは今、なっています。