こんばんは、アイです。
8月になりましたね。
クリントン元大統領が、わざわざ北朝鮮を訪問して頭を下げてきた、というニュースを
見ました。
そのおかげで、3月ぐらいからずーっと捕まってたアメリカの女性新聞記者2人も、
解放されたようです。
やりたい放題の北朝鮮を見ていると、別に小国だからって、簡単にツブされるとは、
限らないんだなーとか、思ったりして。
まあ、どうせやるなら徹底的に、容赦なくやれってことかな。イラクだって
ホントに核ミサイル持ってたら、負けなくて済んだかもしれない。
なんだ、こりゃ。
薬剤師会から、やたら分厚い封筒が届きました。
中身を取り出して、顔をしかめます。ある自民党議員を応援して下さいという手紙と、
選挙のポスターと、あとはゴムでまとめられた『ジェネリック薬品お願いしますカード』が、
200枚ほど入っていました。
全部まとめてゴミ箱に放り投げるアイ。
高い会費をこんなくだらないことに使いやがって。
7月初旬に厚労省から、
「後発医薬品に係る保険医療機関及び保険薬局に対する周知徹底について」
という発表がされました。
要は、ジェネリック薬品の普及が一向に進んでないぞ、ちゃんとやれという
国からのプレッシャーです。ジェネリック薬品に対して非協力的な医療機関は、
指導を行うとまでいっています。
アイの薬局では、枚数ベースでも数量ベースでも、後発品調剤率はすでに
国が目標として掲げる30%を大きく上回っており(数量ベースに関しては
1週間分のデータだけど)、誰に何を言われる筋合いもありません。
それに、『ジェネリック薬品お願いしますカード』って、メーカーはもちろん、
協会けんぽなどでも以前から作成してるようだけど。
そんなもの、ただの1枚も
患者さんから提出された
ことなんて、ねーから。
ジェネリックジェネリック、後発品後発品と、もう正直うんざりしています。
他の薬剤師の方々も、きっとそうなのではないでしょうか。
ジェネリック薬品についてのメリット、デメリットに関しては、正直語りつくされている感が
あるので、いまさら言うことはありません。
ジェネリック薬品の普及を広げるためには、調剤薬局に特別なフィーを用意する
必要なんて、ありません。やるべきことをやればいいのです。そして、やるべきこととは、
1.ブランド品からジェネリックに切り替える場合、剤形変更を可とする。
行政はジェネリック薬品使用の促進をやかましく言うくせに、肝心な法整備はしません。
現行法では、ブランド品からジェネリックに切り替える場合、剤形変更は
認められないのです。
処方せん薬品には、同じ成分量でありながら複数の剤形を発売してる製品が数多くあります。
例えば、トランサミンというクスリ。同じ成分量250mgで、トランサミンカプセル250mgと、
トランサミン錠250mgが同時に発売されています。この場合、カプセルならカプセルの
ジェネリックを、錠剤なら錠剤のジェネリックでなければ、変更できないのです。
なんでもいいじゃん、別に。
また、錠剤でも、普通錠と、水なしでも飲めるよう口の中で溶けるようになってる口腔内崩壊錠
(通称D、OD錠と呼ぶ)は別の剤形とみなされ、変更はできません。
製薬会社はこの規制を利用し、すでに発売している医薬品の特許が切れることになると、
後からDやODの製剤を追加発売し、ジェネリックへの切り替えを防ごうとします。
ジェネリック薬品を本気で普及させたかったら、そんな規制は撤廃すべきです。
まあ、剤形変更を医師以外に認めるというのは、医師の処方権を侵害する恐れが
ありますけどね。
2.ジェネリック薬品の使用を、患者さんに強制してよいとする。
一見乱暴な意見のようですが、実はこれはすでに行われていることです。医師の手によって。
最初からブランド品でなくジェネリック薬品の名前で書かれた処方せんを受け取ることは、
この1,2年でずいぶん増えました。
中には特定のジェネリックを指定してきて、それ以外のジェネリックは変更不可にしている
病医院というのも、結構あります。まあ、いろいろ事情があるんでしょう。
最初からジェネリックの名前で処方せんに書いてくるということは、患者さんに
使用を強制するということに他なりませんが、それに対して抵抗を示す患者さんは、まずいません。
先生がそうしたんなら間違いないでしょと言って、ほとんどの患者さんは皆おとなしく
受け取っていきます。
現状では、薬剤師は患者さんに説明し、口頭とはいえ同意を得た上でなければ
ブランド品からジェネリックへ切り替えることはできないようになっています。
でも、みんな自分で判断すんのがイヤなんだよ。
いっそ薬剤師が勝手に変更をしても構わないということにすれば、ジェネリック薬品の普及
はかなり広がると予測できます。
そりゃ変更に反対する人も一部いるでしょうけど、それには現場で柔軟に対応できるでしょう。
だって患者さんが来なくなったら困るのは薬局なんだから。
ただし、これも医師の処方権を侵害する恐れがあります。
3.ジェネリック薬品の使用促進を拒む医療機関の、告発制度を作る。
ジェネリック薬品変更不可の処方せんを発行している病医院というのは、まだ
全体の約30%近くもあることがわかっています。
また、総合病院、特に大学病院などは、ジェネリック薬品の普及には無頓着な傾向があり、
各外来医師の自由意志に任せちゃって全体の方針を定めていないなんてことは、
よくあることです。この先生は変更可、この先生はダメとか、薬局としてはすげー困るんですけど。
匿名で、調剤薬局が、ジェネリック薬品の使用促進を拒んでいる病医院と医師を、
行政に告発できる仕組みを作ればいい。実際に厚労省は「指導」するって発表してんだから、
おおいにやってもらおうじゃない。。
やり方は簡単です。全国の調剤薬局に書類を送り、ジェネリック薬品変更不可の処方せんを
出してる病医院と医師の実名を書いて送り返してもらうようにすればいいんです。
役人風情に、直接医師に対して何かを言う度胸があれば、ですけど。
ジェネリック薬品が普及しないのは、調剤薬局のせいだという人がいるかもしれません。
そりゃ調剤薬局にはメリットなんてないんだから、当然です。最低限で済ませようとするでしょう。
ド無能ぞろいの厚労省は、ホントはわかってるくせにわかってないフリをします。
医療の世界では医師が独裁的な権限を
持っている以上、何かを変えたかったら、
医師を変えるのが1番てっとり早い。
ということを。
医師がジェネリック薬品の使用を、強固に主張したなら、調剤薬局の薬剤師はいつも通り、
黙って従う他ありません。
処方権がある以上、全部ジェネリックで好き勝手に処方せん書くことだってできるわけだし、
後発品調剤率なんて80%ぐらい、簡単にいくんじゃないですか。
でもみんな、言いきらんのよ。
日本は、医師の力が強すぎる。
国家でも、どの業界でもそうかもしれませんが、独裁的な権限を持つ体制というのがあって。
それを、時代の流れに合った形に変えようと思ったら、どうアプローチしていくか?が
カギとなります。
まあ、考えただけでもうっとおしい作業ですね。
改革は改革であって、革命ではない。反対するものを殺してまわるのも勿体ない。
仕事を終え、お店を閉めて、ひとり帰り道を歩くアイ。
最近、また大学時代の友達が、結婚を決めたそうです。
いつも思うことですが、まっすぐな1本の道を、アイのはるか先を歩く人たちと、
アイについて来ない人たちのちょうど真ん中。アイはいつもひとりで歩いている気がします。
結婚を決めて幸せな家庭を築く人や、順調に立身出世を重ねる人。なんとか
それに追いつこうとしているのですが、なかなか上手くいきません。まあ追いついたところで
また追い抜くだけで、結局は同じことになるのかもしれませんが。
なんとなく気まぐれを起こして、いつもとは別のルートで帰ることにしました。
自分の店から50メートルほど、、ひとつ角を回ったところで、足を止めます。
いままで草ぼうぼうだった空き地にはロープが張られ、買い手募集中の
チラシが貼られていました。
どうやら、新しく家が建つようです。
チラシをじろりと睨み、口に手を当てて考えるアイ。
仕事はあざやかだよ1級品♪気合は満点だよ1級品♪貯金はざくざく1級品♪
だけどオトコはからっきしだよ3級品♪
頃合かもしれない。直感がある。
家を、建てよう。
to be continued・・・⇒
8月になりましたね。
クリントン元大統領が、わざわざ北朝鮮を訪問して頭を下げてきた、というニュースを
見ました。
そのおかげで、3月ぐらいからずーっと捕まってたアメリカの女性新聞記者2人も、
解放されたようです。
やりたい放題の北朝鮮を見ていると、別に小国だからって、簡単にツブされるとは、
限らないんだなーとか、思ったりして。
まあ、どうせやるなら徹底的に、容赦なくやれってことかな。イラクだって
ホントに核ミサイル持ってたら、負けなくて済んだかもしれない。
なんだ、こりゃ。
薬剤師会から、やたら分厚い封筒が届きました。
中身を取り出して、顔をしかめます。ある自民党議員を応援して下さいという手紙と、
選挙のポスターと、あとはゴムでまとめられた『ジェネリック薬品お願いしますカード』が、
200枚ほど入っていました。
全部まとめてゴミ箱に放り投げるアイ。
高い会費をこんなくだらないことに使いやがって。
7月初旬に厚労省から、
「後発医薬品に係る保険医療機関及び保険薬局に対する周知徹底について」
という発表がされました。
要は、ジェネリック薬品の普及が一向に進んでないぞ、ちゃんとやれという
国からのプレッシャーです。ジェネリック薬品に対して非協力的な医療機関は、
指導を行うとまでいっています。
アイの薬局では、枚数ベースでも数量ベースでも、後発品調剤率はすでに
国が目標として掲げる30%を大きく上回っており(数量ベースに関しては
1週間分のデータだけど)、誰に何を言われる筋合いもありません。
それに、『ジェネリック薬品お願いしますカード』って、メーカーはもちろん、
協会けんぽなどでも以前から作成してるようだけど。
そんなもの、ただの1枚も
患者さんから提出された
ことなんて、ねーから。
ジェネリックジェネリック、後発品後発品と、もう正直うんざりしています。
他の薬剤師の方々も、きっとそうなのではないでしょうか。
ジェネリック薬品についてのメリット、デメリットに関しては、正直語りつくされている感が
あるので、いまさら言うことはありません。
ジェネリック薬品の普及を広げるためには、調剤薬局に特別なフィーを用意する
必要なんて、ありません。やるべきことをやればいいのです。そして、やるべきこととは、
1.ブランド品からジェネリックに切り替える場合、剤形変更を可とする。
行政はジェネリック薬品使用の促進をやかましく言うくせに、肝心な法整備はしません。
現行法では、ブランド品からジェネリックに切り替える場合、剤形変更は
認められないのです。
処方せん薬品には、同じ成分量でありながら複数の剤形を発売してる製品が数多くあります。
例えば、トランサミンというクスリ。同じ成分量250mgで、トランサミンカプセル250mgと、
トランサミン錠250mgが同時に発売されています。この場合、カプセルならカプセルの
ジェネリックを、錠剤なら錠剤のジェネリックでなければ、変更できないのです。
なんでもいいじゃん、別に。
また、錠剤でも、普通錠と、水なしでも飲めるよう口の中で溶けるようになってる口腔内崩壊錠
(通称D、OD錠と呼ぶ)は別の剤形とみなされ、変更はできません。
製薬会社はこの規制を利用し、すでに発売している医薬品の特許が切れることになると、
後からDやODの製剤を追加発売し、ジェネリックへの切り替えを防ごうとします。
ジェネリック薬品を本気で普及させたかったら、そんな規制は撤廃すべきです。
まあ、剤形変更を医師以外に認めるというのは、医師の処方権を侵害する恐れが
ありますけどね。
2.ジェネリック薬品の使用を、患者さんに強制してよいとする。
一見乱暴な意見のようですが、実はこれはすでに行われていることです。医師の手によって。
最初からブランド品でなくジェネリック薬品の名前で書かれた処方せんを受け取ることは、
この1,2年でずいぶん増えました。
中には特定のジェネリックを指定してきて、それ以外のジェネリックは変更不可にしている
病医院というのも、結構あります。まあ、いろいろ事情があるんでしょう。
最初からジェネリックの名前で処方せんに書いてくるということは、患者さんに
使用を強制するということに他なりませんが、それに対して抵抗を示す患者さんは、まずいません。
先生がそうしたんなら間違いないでしょと言って、ほとんどの患者さんは皆おとなしく
受け取っていきます。
現状では、薬剤師は患者さんに説明し、口頭とはいえ同意を得た上でなければ
ブランド品からジェネリックへ切り替えることはできないようになっています。
でも、みんな自分で判断すんのがイヤなんだよ。
いっそ薬剤師が勝手に変更をしても構わないということにすれば、ジェネリック薬品の普及
はかなり広がると予測できます。
そりゃ変更に反対する人も一部いるでしょうけど、それには現場で柔軟に対応できるでしょう。
だって患者さんが来なくなったら困るのは薬局なんだから。
ただし、これも医師の処方権を侵害する恐れがあります。
3.ジェネリック薬品の使用促進を拒む医療機関の、告発制度を作る。
ジェネリック薬品変更不可の処方せんを発行している病医院というのは、まだ
全体の約30%近くもあることがわかっています。
また、総合病院、特に大学病院などは、ジェネリック薬品の普及には無頓着な傾向があり、
各外来医師の自由意志に任せちゃって全体の方針を定めていないなんてことは、
よくあることです。この先生は変更可、この先生はダメとか、薬局としてはすげー困るんですけど。
匿名で、調剤薬局が、ジェネリック薬品の使用促進を拒んでいる病医院と医師を、
行政に告発できる仕組みを作ればいい。実際に厚労省は「指導」するって発表してんだから、
おおいにやってもらおうじゃない。。
やり方は簡単です。全国の調剤薬局に書類を送り、ジェネリック薬品変更不可の処方せんを
出してる病医院と医師の実名を書いて送り返してもらうようにすればいいんです。
役人風情に、直接医師に対して何かを言う度胸があれば、ですけど。
ジェネリック薬品が普及しないのは、調剤薬局のせいだという人がいるかもしれません。
そりゃ調剤薬局にはメリットなんてないんだから、当然です。最低限で済ませようとするでしょう。
ド無能ぞろいの厚労省は、ホントはわかってるくせにわかってないフリをします。
医療の世界では医師が独裁的な権限を
持っている以上、何かを変えたかったら、
医師を変えるのが1番てっとり早い。
ということを。
医師がジェネリック薬品の使用を、強固に主張したなら、調剤薬局の薬剤師はいつも通り、
黙って従う他ありません。
処方権がある以上、全部ジェネリックで好き勝手に処方せん書くことだってできるわけだし、
後発品調剤率なんて80%ぐらい、簡単にいくんじゃないですか。
でもみんな、言いきらんのよ。
日本は、医師の力が強すぎる。
国家でも、どの業界でもそうかもしれませんが、独裁的な権限を持つ体制というのがあって。
それを、時代の流れに合った形に変えようと思ったら、どうアプローチしていくか?が
カギとなります。
まあ、考えただけでもうっとおしい作業ですね。
改革は改革であって、革命ではない。反対するものを殺してまわるのも勿体ない。
仕事を終え、お店を閉めて、ひとり帰り道を歩くアイ。
最近、また大学時代の友達が、結婚を決めたそうです。
いつも思うことですが、まっすぐな1本の道を、アイのはるか先を歩く人たちと、
アイについて来ない人たちのちょうど真ん中。アイはいつもひとりで歩いている気がします。
結婚を決めて幸せな家庭を築く人や、順調に立身出世を重ねる人。なんとか
それに追いつこうとしているのですが、なかなか上手くいきません。まあ追いついたところで
また追い抜くだけで、結局は同じことになるのかもしれませんが。
なんとなく気まぐれを起こして、いつもとは別のルートで帰ることにしました。
自分の店から50メートルほど、、ひとつ角を回ったところで、足を止めます。
いままで草ぼうぼうだった空き地にはロープが張られ、買い手募集中の
チラシが貼られていました。
どうやら、新しく家が建つようです。
チラシをじろりと睨み、口に手を当てて考えるアイ。
仕事はあざやかだよ1級品♪気合は満点だよ1級品♪貯金はざくざく1級品♪
だけどオトコはからっきしだよ3級品♪
頃合かもしれない。直感がある。
家を、建てよう。
to be continued・・・⇒
