「オーストラリアにある別宅に行くの、しばらく。楽しみだわ~」
あーそりゃ楽しいだろうな。
60日分の薬を抱え、そう言って笑うおばあちゃんを、愛想笑いで見送りました。
こんばんは、アイです。
31にもなってまだ海外旅行をしたことがないアイですが、オーストラリアと日本の関係は
今、どうなっているんだろうと考えることがあります。
オーストラリアといえば豊かな自然があって(て美味しんぼに書いてあった)、
日本人が観光旅行に行くことも多くて(新婚旅行に行った友達が感激してた)、
貿易も盛んに行われています( オージービーフうまい( ̄¬ ̄*) )。
でも最近は、そのオーストラリアで捕鯨に反対する過激団体の活動が活発だとか。
捕鯨に反対する過程で、日本人にまで危害を及ぼし、オーストラリア政府まで
その問題もほったらかしにしていると聞きました。
まあ実際のところ、過去のようにクジラ漁が世界で行われることは、今後もないだろうと
アイは考えています。
寿司屋で喰って、居酒屋で喰って、下関に旅行に行ったついでに喰って、
東京でも喰って、確信しました。
クジラは、うまくない。
そりゃあ喰えないことはないですけど、じゃあどうしてもというほど美味いかって
聞かれれば、答えはNOです。特にあの鯨ベーコンとかいう白いとこ。
あんなのベーコンじゃねぇ。普通のベーコンのほうがよっぽどおいしいです。
食べるものがなかった昔は貴重なタンパク源だったかもしれませんが、
懐かしんで年寄りが食べるならともかく、若者にはウケないと思います。
クジラの竜田揚げだって、鳥のから揚げやトンカツにはかなわない。たとえ供給が
安定して価格が下がっても、日本の需要はあまり増えないでしょうね。
いやうまいとかそういう問題じゃなく、クジラが増えすぎて水産資源である魚を
大量に食い尽くしてしまうところが問題なんだと、言う人もいるでしょう。
確かに説得力がありますが、ついひねくれ者で性格の歪んだアイは考えてしまうのです。
そういう間引きとか、人が生態系に干渉するとたいていロクでもない結果になってね?
海という地表全体の70%を占める、あまりにスケールの大きいものを管理しようなんて、
そうそう容易じゃないと思います。このまま捕鯨に積極的にならないという選択も、
50年、100年後には結果的にあれで正しかったという可能性だって、否定はできないのでは
ないでしょうか。
それに、オーストラリア人を説得しようなんて、ムダムダ ( ̄∇ ̄+)
いわれのない抗議や文句を言われることがあります。詳しい説明を
求められることがあります。
でもどうせどんなに説明したって、納得する人はごく稀。
せいぜいガマンして、聞いてくれればいいほう。
どうせ言ったってわかりゃしねぇんだよ。
バカには。
だから、どうしてもそれが必要だというのなら、押し切るしかないし。
それよりも大事なことがあるというのなら、そこには目をつぶっても、利をとらなければ
ならないんでしょうね。
ク●ヤさん、コメントありがとうございます。
・・・なかなか、辛辣ですね。ジジババに、何かうらみでもf^_^;
どこの職場でも、そろそろ新しいルールにも慣れてきているとは思いますが、
○ラ○さんのところは、順調ですか?
アイのところは、2次元バーコードがうまく機能しなくなってそりゃもう
じったばったしましたが、ようやく、なんとかなってきたところです。
新しく計画していることもあるので、少しづつ、試験的にはじめていこうと考えています。
4月になり、長寿医療制度(後期高齢者医療制度)がスタートしました。
その対象となった75歳以上の患者さんたちが来局する度に、新制度についての
説明をします。
皆口々に、「わけがわからない」「知らなかった」「保険料が上がるなんてひどい」
「我々に死ねというのか」と不平不満をボヤいて帰っていきます。
まあ、その気持ちもわかるような気がします。
保険料の支払いは4月より、年金から天引きになります。
件の年金問題が解決していないのに、しかも照会して貰えそびれていた年金が
見つかったとしても、それを受け取れるのが半年先、1年先という現状で、
4月からきっちり天引きしますといわれたってふざけんなバカって言いたくもなるでしょう。
でも、お気の毒です~ごめんなさい~申し訳ありません~とか口先では言いますが内心、
うっせーなあ我慢しろよ。・・・と思っているアイは、
きっと心の底から冷たい人間なんだろうなって、自覚しています。
知らないとか、わけがわからないとか、みな口々に言いますけど。
この法案が可決されたのは、2006年の6月です。2年近くも時間があったのに、
ちょっと調べれば情報はいくらでも得られたはずなのに、知らないなんて言うのは、
お門違いです。そもそも保険料上がるなんてひどいったって、3月までいくら払ってたか
ちゃんと把握してんのかよアンタら。
絶対持ってこいつってんのに、
医療証持ってこない後期高齢者の、多いこと!
中にはいつもの保険証のサイズじゃないから、捨てちゃったとか、
どこにいったかわからないとか、住所移してないから北海道の実家に届いてるはず
なんて人もいて、涙目になります。
ホント頼むよ。ガキじゃないんだからさぁ、ママに枕元で読んでもらわなきゃ、
わかんねーってのか?戦争とか経験してるんだろう?その長い長い人生で
生きてきた経験とやらは、その程度か?実家に届いてるったってあれは
本人確認しないと受け取れないヤツだからまだ郵便局で預かりになってるだろう
いいからとっとと電話しろよ。電話番号知らない?アイだって知らねーよわかったよ
調べてやるよああもう・・・なんてやりとりしたりして。ヒマじゃないんだけどな。
自分が後期高齢者の立場だったとしたら、やはり同じように
政府を非難していたかもしれません。
でも結局、どうしてもこの制度はやっぱり必要だとアイは考えています。
75歳以上の後期高齢者の数は、約1300万人。日本の人口の約10%もいます。
そしてその10%が、医療費全体の32%を使ってしまっているんです。
しかもその約1300万人のうち200万人は扶養ということで保険料払ってませんでした。
これは統計であり、事実です。
しかも、たとえ保険料を滞納したって、保険証を取り上げられることはありませんでした。
理由は「カワイソー」だからです。そりゃカワイソーだけどさぁ・・・じゃあ真面目に
払ってる人は何のために払ってるの?ってことになってしまいます。
助けを差し伸べる手は、強くなければなりません。
なぜなら、引っ張られて共倒れになるなら、
犠牲者がさらに増えるだけだからです。
それなら、やっぱり応分の負担は、払ってもらわなきゃ。
もちろん、後期高齢者だけに負担を押し付けようとしてるんじゃないし。
後期高齢者支援金ということで、74歳以下の世代は新たな負担を課せられることに
なります。アイの国民健康保険料も月1800円増量されました。特に70~74の
前期高齢者は、平成21年4月1日から医療費がいままでは1割だったのが2割負担に
なります。
恐らくアイの世代がその年齢になる頃には、2割負担どころか現行の3割、あるいは
現行以上の4割負担になっていることだって考えられます。そもそもそれ以前に
国民皆保険制度がパーになっているかもしれません。
国民皆保険制度は当たり前のように存在してるようで、まだ設立してからたったの
47年しか経ってません。
後期高齢者の嘆きもわかるけどさ。
それを浪費してきたのも、あなたたちだったわけだし。
これからは団塊の世代が定年退職していきます。保険料はますます国の財政を
窮地に追いやっていくことになるでしょう。
民主党じゃないですけど、政治とはイコール生活であり、
政治を他人まかせにする者は、他人まかせの生活しか受け取ることができない。
だから、冷たいようだけど、がんばってください。
それに続くアイたちも、がんばりますから。
それでも理解できないようなら、もう知らん。
お昼休みの看板を入り口にかけて、ほっと一息。
待合室にホウキをかけます。近くにないのに、なぜか桜の花が舞い込んでくるのが、
不思議。
アイの薬局の休憩室には、コンロもあります。なぜか鍋やフライパンも常備してたりして。
大根よりはやわらかくて苦味のうすいカブの葉っぱをゆがいて、細かく刻み、
油揚げと一緒にゴマ油で炒めて、ジョーキューの香味煮付のタレで煮浸しにすると、
ごはんがいくらでも進みます(≧▽≦) ちなみに炊飯器は薬局に備え付け。
30年前、父親と母親はまだ生まれたばかりのアイを連れて、九州から東京に
来ました。
たぶん一生東京で暮らすとは思いますが、やっぱり九州の味というのは、いいです。
めんたいや辛子高菜はいつも冷蔵庫にありますし、福岡にはジョーキュー醤油
というお店がありまして、いまでもアイの家では調味料をお取り寄せしています。
ここの醤油はキッコーマンのそれとは一味違いますし、アゴだしはうどんにぴったり。
香味煮付のタレは煮浸しや煮物はもちろん、すき焼きに使ってもすごくいい味になりますし、
なによりうまいのがしょうが焼きのタレです。炒め物には最高に合います。
ネット販売では表示されてませんが、福岡の店では売ってます。電話で注文すれば
売ってくれます。
休憩時間、好きな音楽を聴きながら食事をして、ソファーでゆっくりくつろぐのが、
アイの毎日のささやかな楽しみです。ここは家かって感じですけどね。
アイが薬剤師になって、この4月で10年目になります。
働き始めた当初、1999年の時点ではまだ高齢者の薬局での医療負担はタダでした。
それでも、病院ではお金払わなきゃいけない、年寄りからカネを取るなんて、と
ブチブチ文句言う人は結構いたことを覚えています。
2000年に介護保険制度が始まり、介護保険料が徴収されることになりました。
2002年、定率とか定額とかごちゃごちゃしましたが高齢者は1割負担になりました。
あの時もさんざん説明をしなきゃなりませんでした。持ち合わせのない高齢者が
たくさんいて未収扱いばっかりで当初はこなして、大変でした。
病院と薬局が別になって面倒ばかりか負担まで増えたと、
文句いわれたことを覚えています。でも一定以上の所得者たちはまだ2割負担でした。
2006年、一定以上所得のある高齢者は、3割負担となりました。そして
後期高齢者制度がスタートした、現在に至るわけです。
歴史をちょっと調べれば、わかる程度のこと。
要するにやんなきゃいけないことを
いつまでーも先伸ばしにしてたから、こんなことに
なっちまったんだ。
そしてその責任は、間違いなく今の高齢者たちにもあるはずです。
民主主義というシステム上、票を獲得するためどうしても現役世代のご機嫌とりに、
とりあえず今の暮らしに都合がよければとりあえずいいという政策ばかりになって
しまうのは、しょうがないことです。
社会とは、そういうもの。
ユニクロのCEOである柳井さんは、著書で「泳げないものは溺れればいい」というと
記述しています。
社会的弱者への保護は大切ですが、誰もが幸せになれる方法なんて、ない。
食事を終え、午前中の処方せんを読み返し、書類やFAXに目を通すアイ。
立地上、東京慈恵医大付属病院の処方せんもちょくちょく来ますが、
「ジェネリック薬品への変更負荷」にしっかりと印が押されていることに苦笑。
やっぱな。そうくると思った。この門前薬局は涙目だな。
FAXに、アイが主に処方を受けてる病院からのがありました。
患者の○○さんが入院したとのこと。
常識?なのかそうでないのかはわかりませんが、アイが主に処方を受けてる開業医の
先生は、入院してもらうため患者さんに紹介状を書く度に、その病院にお花を贈ります。
病室のベッドに病院と医師の名前で送られた花があれば、絶対とはいえないけど、
邪険に扱われるようなことはないだろうし、何より、誰もお見舞いにいるだろう?
とのことです。
さすがにウチに来てくれない人までは知ったこっちゃありませんが、
それにならい、アイも何回か薬局に来てくれた患者さんには、お花を贈ることにしました。
そんなにたくさんいるわけじゃなし。かまやしねー。
アイは、高齢者に共感するような感情はないです。
どのみち上も下も、10も離れたら別世代だしね。何考えてるかなんてもうわかりません。
昨日と、よく似た今日は、何気ない分かれ道で
わかって、選びそびれた、臆病のせいでしょう
特に東京では、独居の人も多くて。
それは自分で選んだ結果であり、それはそれでいいんじゃないかとも思うけど。
物言わぬ花ぐらいは、側にあったっていいはず。
だから、アイをこめて花束を。
