Photoshop基礎講座④〜レベル補正〜 | 動画編集で生きる

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こんにちは!

今回のPhotoshop基礎講座は

「レベル補正」です!

 

レベル補正を一言で述べるなら

「明るさ・コントラストを詳細に調整する機能」

と言ってもいいでしょう。

 

本来、レベル補正の話をするなら

その前に「明るさ・コントラスト」の話をしなきゃですが

そっちは感覚的に分かると信じていきます(笑)

 

なお、今回はパソコンやスマホの画面で見ているという前提で

RGBカラーで説明しますので

よろしくおねがいします♪

1.レベルとは

そもそもレベルとは何かについて述べます。

パソコンの画面では、色の明るさを0〜255の256レベルで表現します。

 

正確には赤・緑・青の3種類が0〜255レベルあるのですが

今回は分かりやすく「明るさ」として説明します。

 

例えば、次のような画像があったとします。

 

この画像の明るさを、数字で表すと

このような感じになります。

 

黒を0レベル、白を255レベルとして

その間を細かく分けている、というイメージをもっていただけたらOKです。

 

 

2.レベル補正

Photoshopで「レベル補正」を行うと

次のようなダイアログボックスが開きます。

 

一番目につくのは、中央にある

「ヒストグラム」と呼ばれるグラフだと思います。

 

で、このヒストグラムが何を表しているかというと

ヒストグラムの左端が0レベル、右端が255レベルとした時の

該当するレベルのピクセルが何個あるかを集計したものです。

 

例えば、先程挙げた

この画像では、明るさが4パターンしかないので

ヒストグラムは、次のようになります。

 

 

3.レベル補正をしてみよう!

レベル補正はシンプルで

ヒストグラム下部にある3つの▲(スライダー)を動かします。

スライダーは暗い順から、シャドウ・中間色・ハイライトとなっていて

 

ハイライトのスライダーを左に動かすと

スライダーから、ヒストグラムの左端までが全部白になり

 

ハイライトに併せて中間色が動くので

画像全体が明るくなる。

 

という感じです。

 

シャドウを右に動かせば、画像の暗いところがより暗く

中間色を左右に動かせば、画像全体の明るさが変動し

ハイライトを右に動かせば、画像の明るいところがより明るく

なります。

 

これだけで、画像の「明るさ」と「コントラスト」を

変更することができます。

 

 

4.スポイト機能が超便利!

さて、レベル補正ダイアログボックスを見ると

右端に、スポイトボタンがあると思います。

このスポイトも、左からシャドウ・中間色・ハイライトの順で

並んでいますが

 

シャドウのスポイトで色を拾えば

拾った色を黒の基準として、画像全体が暗くなり

 

ハイライトのスポイトで色を拾えば

拾った色を白の基準として、画像全体が明るくなります。

 

 

なかなか言葉で説明するのが難しいですが

このレベル補正を使いこなすと

 

カメラで写真を撮った時の、明るさの調整がぐっと楽になります。

 

もし、よく分からないという方は

コメントなどで質問していただけたらと思います♪

 

今回はここまでとします。

それでは、また!