強い企業とは | 【Team Turning Point】ヤスケンのブログ

【Team Turning Point】ヤスケンのブログ

【人生のターニングポイントを提供する−Team Turning Point−】ヤスケンのブログです。

ヤスケンです。


先日、とある大実業家のOさんとお話をする機会がありました。

Oさんは過去60以上の会社を立ち上げ、飲食業界、エンターテインメント業界に
革命的なシステムを導入し、現在もそのうちの1つの事業では100億円以上の売上を
作ってきた方。

Oさんのお話を伺っていて、大実業家と呼ばれる人はどんな視点で物事を見ている
のかを学ぶことができました。

そのなかで、どういう企業がいちばん「強い」のかということについて少しシェア
をしたいと思います。


企業の「強さ」といってもたくさんの側面があるわけですが、Oさんのお話を
まとめると、ビジネスの「仕組み」にその秘訣がある。

顧客に比類なき価値を提供していくというのは当たり前のことです。
そのうえで、そのビジネスにはどんな「仕組み」があるのか。

Oさんがお話ししてくださったある企業のビジネスモデルは、その意味で本当に
すごい「仕組み」を持っていました。

その企業は外資系のあるメーカーですが、顧客と情報とお金が自動的に集まる
「仕組み」を25年前から世界的に展開しています。

どんな企業でも製品開発は最も力を入れるべきポイントのひとつですね。

ところで製品開発で最も重要なことは何か?

答えは「情報」です。

いままでの常識を覆す画期的な新しい技術、それを他社に先駆けて入手することが
でき、商品化して提供することができれば、その技術に関しては業界の大きな
シェアを獲得することができます。

そして、そういうすばらしい商品を提供する企業であれば、顧客はもちろん集まる。

顧客が集まれば、もちろんお金も集まる。

ちなみにそのメーカーは世界中に現地法人を設立してあらゆる最先端情報が集まる
仕組みをもっており、商品開発や物流、さらには販売にいたるまですべて外部に委託
しているので、企業にとっていちばんリスクとなる設備投資や営業コストが格段に低い。

なので、キャッシュフローも安定するし、経営は健全で安定している。
そして販売を委託している代理店には安定したコミッションを継続して還元している。


Oさんから伺ったお話のほんの一部ですが、大実業家はこういう視点で物事を判断
しているんですね。

そうそう、ちなみに顧客はどうかという視点からみると、そのメーカーは業界内でも
トップクラスの高品質の商品を安く提供しているので、ずっとそのメーカーから商品を
購入しつづけることになる。
つまり、囲い込みされているんですね。

「強い」企業、その定義はいろいろありますが、こういう視点で物事をとらえると
また面白いこと発見がありそうです。