ヤスケンです。
友達がいなかった私は暗い青春時代を過ごすのですが、転機は訪れるものです。
大学進学で地元を離れ、電車で1時間半もゆられて福島県いわき市に通うことに
なりました。
まだ寒さの残る4月、入学式が終わった夕方に大学前のバス停でバスの到着を
待ちながらこれからの4年間に思いを巡らせていたときに、ふと気がつきました。
「そうだ、ここには過去の俺を知っている人は誰一人いない!
ここには誰も、いままで俺に友達がいなかったことを知っている人はいないんだ!
これからまったく新しい人生を始められるんだ!!」
そう思った私は、いままでずっと過去に引きずられていたことに気づき、それと
同時にまったく新しい自分、いや、本来の自分を発見したのです。
このときの気づきは後の私に大きな影響を与え、いくつかある人生のターニング
ポイントのひとつとなり、現在のコーチングのお仕事でも、クライアント様に
勇気を持ってもらえるストーリーのひとつとなっています。
人は誰にでもターニングポイントが訪れます。
それは、決して前向きでプラスに元気で生きている人だけに訪れるものではない。
つらくて、苦しくて、とにかく現状をなんとかしたくて、もがいている…
そんな人にも、ちゃんと訪れるのです。
あなたにも、必ずできることがあります。
それは、あなた自身では気付いていないことかもしれない。
それでも、あなたの笑顔や、あなたの何気ない一言で、人生が救われる人がいる。
あなたには必ずできることがあります。
必ずあるのです。