日本自動車工業会のオートバイの市場動向調査のデータによれば、
いまのオートバイライダーはいわゆる電動オートバイをあまり欲していないと
読み取れるような傾向となっています。
電動オートバイの認知率は8割と高いものの、
電動オートバイに乗ったことのあるライダーは1割程度、
良いイメージとしては「環境によい」 「音・振動が静か」
「ガソリンスタンドに行かないですむ」とある一方で、
悪いイメージとしては「購入価格が高い」「排気音を楽しめない」
「エンジン音や振動を楽しめない」という意見などがありました。
電動オートバイの購入を「検討したい」「やや検討したい」と回答した比率は12%。
逆に 「検討したいとは思わない」「あまり検討したいとは思わない」は合計で62%と、
6割のライダーが電動オートバイの購入に否定的という結果に。
どうなったら電動オートバイを購入するか…という問いには
「購入価格が安くなる」「走行距離が長くなる」「自宅で容易に充電が可能になる」
という意見が多かった模様。
たしかに現行の電動オートバイはまだまだ価格は高い感じですし、
航続距離の短さ、充電ステーション網の整備途上など、
課題は多くあるというところでしょう。