いよいよ納車されたCT125ハンターカブについて、
初日に走行した時点でのインプレ/感想を記してみたいと思います。
■シフト操作に慣れるまでがちょっと戸惑い
これまでクラッチレバー&リターン式のオートバイにしか乗ったことがないため、
ハンターカブに乗ってみたところ、
クラッチレバーがないことには早々に慣れた感じでしたが、
とくに1速から2速にシフトアップしようとするときに
無意識でシフトレバーをつま先でかき上げる動作をしてしまうことが何度かありました。
シフトアップは踏み込む!これをカラダでおぼえていくしかありませんね。
また、走行中のシフトダウンについて、
後方のペダル部分を踏んでシフトダウンをするという操作が初めてだったことや、
ペダルの踏み具合でシフトダウン&クラッチ操作をするという動作も初めてだったため、
これに慣れるのが難儀でした。というかまだ慣れていない。
■4速に入れてしまえばあとは事実上のオートマ状態
慣らし運転中なのであまり回転数を引っ張ることをせずに
早めにシフトアップしているわけですが、
いざ4速に入れてしまえば、あとはけっこう自由自在、ということが実感できました。
4速のままだとアクセルを戻してもエンジンブレーキはきつくなく、
クルマのATと同じような感覚で惰性走行ができる感じです。
4速のまま停止まで持っていけるところが実に便利です。
4速で停止した状態でシフトペダルの前を踏めばニュートラルに入るというのもとても便利です。
■ニーグリップができないという違和感
ハンターカブはニーグリップができない車体構造をしています。
これもまた通常スタイルのオートバイに慣れきっていることが原因ですが、
ニーグリップができないことにより下半身の安定固定が難しく感じられます。
これも慣れの問題なのでしょうが。。。
直線走行時などは、ニーグリップをしている状態ではペダルに乗せる足の荷重は
あまりつよく意識しなくてもよかった感じですが、
(もちろんコーナリング中はしっかりとペダルに荷重をかけます)、
いざニーグリップができないとなると、膝や足首がブラブラしてしまって心許ない感じです。
降車時に意外と足が疲れてしまった感じだったのは、これが原因という感じでした。
■60km巡航時の振動
単気筒のオートバイに乗ったのが初めてということが理由のひとつかもしれませんが、
4速60km/h近辺での巡行走行時のエンジンの振動が、いささか慣れません。
30km/hや40km/hくらいでの走行時はあまり気にならなかったものですが、
速度が増してくるとバイブレーションがつよく感じられます。
やっぱりスーパーカブは高速度での巡行を目的としたオートバイではないのだろうな、
ということを実感させられました。
■シート高が意外と低くない
当ブログ筆者は身長171cm&足もそんなに長いほうではない、という体格なのですが、
ハンターカブのシートは「意外と低くない」ということが改めて実感されました。
スペック的にはシート高さ800mmとのことですが、
どっかりと座った体勢では、つま先立ちという具合でした。
シート前寄りに座って腰を少しズラしながら足をつけば、べったりと片足がつきますが、
ストップ&ゴーの状況で座る位置を頻繁に動かしたりということは、いささか面倒です。
これも慣れていけばいいのですが。。。
■ウインカー操作
以前に乗っていたBMWのF650GSは、
ウインカーがハンドルの右と左にそれぞれボタンがある構造で、
しかも操作後しばらくの距離を走ると自動的にキャンセルされる仕組みだったので、
じつはとても便利でした。
ハンターカブは、、、世の中のオートバイとしては常識レベルの
ハンドル左のボタン&プッシュキャンセル式なわけですが、
これにも慣れが必要でした。
右ウインカーを操作しても左ウインカーを操作しても同じ一つのランプが点滅するため、
これにも慣れが必要でした。
今後も気づいたことをいろいろ書いていこうと思います。