島根県松江市大垣町に鎮座します
内神社(うちじんじゃ)高野宮(たかのみや)
宍道湖畔のフォーゲルパーク(花と鳥のテーマパーク)のあたりから、北のほうの本宮山(標高278.8m)という山の中腹あたりに鎮座しています。
宍道湖畔を走っている「一畑電鉄」の「高ノ宮駅」から参道があったそうですが、現在は、途中の二の鳥居近くの参道は荒れ果てているようです。
内神社への途中の空
これは、二の鳥居だそうです。
一の鳥居は、宍道湖畔にあるそうです。
荷の鳥居から振り返ります。
宍道湖と、山陰の山並み(中国山地)を見ることができます。
絶景です。
神門をくぐると、両脇に隨神社(ずいじんじゃ)があります。
豊石窓神(とよいわまどのみこと)さまと、
櫛石窓神(くしいわまどのみこと)さま
実は、この隨神社にも、アラハバキ神さまが祀られてるかもだそうです。
拝殿内の扁額が「大野高宮」となっています。
これは、中世から近世にかけて、そう称されていたからのようです。
御祭神は、
和加布都主命(わかふつぬしのみこと)さまと、
下照姫命(したてるひめのみこと)さま
和加布都主命様は、大国主命様の息子だそうです。
が、「経主命(ふつぬしのみこと)」と同神という説もあるそうです。
経主命様は、稲佐の浜で國譲りの交渉をされた神様です。
下照姫様は、高姫(高比賣命)ともいわれ、大国主命様の娘であり、出雲大社の境外社の「福迎社」の一柱です。
同時に、出雲大社の境外摂社の大穴持御子玉江神社(おおなもちみこのたまえのかみのやしろ)(=乙見社)のご祭神でもあられます。
下照姫様=高姫様がご祭神なので、内神社は、「高野宮」とも呼ばれているようです。
出雲国風土記にも載ってるし、式内社でもあります。
境内の摂社などのの紹介は、続きで~