広島県東広島市西条に鎮座します
御建(みたて)神社
この地には、奈良時代に国府があって、国府の建物を尊んで呼んだ「ミタチ」が変かしたんかもって、weblio辞書に書いてありました。
御祭神は
素戔嗚命(スサノオノミコト)さま
事代主命さま(=恵比須様)
市杵島姫命さま(宗像三女神のお一人)
御祭神は、さっき知った(笑)
実は、私は、松尾神社を探してこの神社に来たのです。
松尾神社は、酒造りの守り神様なんです。
この地、東広島市西条は酒どころなんです。
西条は、兵庫県の灘・京都府の伏見とともに「日本三大銘醸地」と言われているんです。
で、松尾神社がJR山陽本線の西条駅のすぐ北側にあるって記憶があったもんで、来てみたら、松尾神社ではなく、この御建神社だったんです。
西条は盆地なんです。
標高250mぐらいかなぁ?
周りが山なので、当然水が美味しい。
で、美味しいお酒が造れるってことですね。
ただ、お酒が造られ始めたのは、江戸時代後期だそうです。
割と新しいですね。
大正時代の初めごろに「酒都西条」って言われるようになったんですって。
西条は、もともとは、旧山陽街道の宿場町で、四日市という名前だったそうです。
その中心に、駅ができました。
西条駅周辺に、酒造元がいくつかあって、「酒蔵通り」という観光地になっています。
秋に、「酒祭り」があって、全国約1000銘柄の日本酒が試飲できる酒ひろばや、名物「美酒鍋」が提供されます。
お祭りの帰りの客で、山陽本線の電車の中は、酒くさ~くなります(笑)
で、私は「松尾神社」に行こうと思ったわけです。
「御建神社」を一通り参拝して、いったん境内を出ました。
凍るような寒い朝で、、、
いえ、実際に凍ってたので、「凍るような」は間違ってます(笑)
地域の高齢のおじさまお二人が、境内のお掃除をされていました。
石段の凍った氷を、ホウキで懸命にはがされていました。
そのおじさんに私は
「すみません松尾神社がどこにあるかご存じですか」と尋ねたら、
「私は、駅の南側のもんで、この辺りのことはちょっとわかりません。」ってです。
それで、ナビで松尾神社を探すと、すぐ近くにあるようなので、テクテク歩きました。
神社の北側は墓地で、、、
嫌だなぁと思いながらテクテク。。。。
松尾神社らしきお社は見当たりません。
で、
ひらめいた。
もしかして、
御建神社の摂社
ナビが示してるのは、境内の中だったんです。
というのは、
御建神社の境内社に、、、
名前が掲示されてなかった。。。。
で、一回りして、また境内に戻り、
たぶんこのお社かなと目星をつけました。
これです、たぶん。
で、たった今気がついた
「松尾」という文字があった。。。。
さらに、今日調べてわかりました。
※「神社探訪」というサイトの引用です
昭和初年、山城伏見の松尾神社の分霊を境内に勧請し酒都西条の酒の守護神とした摂社松尾神社がある。
松尾神社の御祭神は、
大山昨神(おおやまくいのかみ)さまです。
御建神社の由緒
慶雲三年(706)諸国に疫病が流行した時、素戔嗚命に祈り疫病が止んだ事から当時の人々が社を建てて祀ったのが当社の起こり。
明治43年に、若宮八幡神社・胡子神社・金崎神社・西条町大地面の大地面神社及びその境内社を御建神社に合併した。
だそうです。
706年って、飛鳥時代
疫病って何だったんでしょうね
インフルエンザとか。。。。
で、明治以前は牛頭天王を祀る祇園社で、疫病が流行した時、人々が祈ったのは素戔嗚命ではなく、牛頭天王だったらしい。。。
ひぇ~~~~~
牛頭(ごず)天王!!!!!
え。
もう一度行こう。
邪気を祓ってもらいに行こう
摂社の稲荷社
東広島市には「広島大学」のキャンパスがあり(1982年から1995年にかけて旧キャンパスから統合移転)、学園都市として整備されています。
広島大学のすぐ横の鏡山には、大内氏が室町時代に築いた鏡山城跡があります。
ここは、1523年に、毛利氏と尼子氏が戦った古戦場でもあります。
広島県最大級の前方後円墳である「三つ城古墳」もあります。
西条の酒蔵施設群は、日本の20世紀遺産に認定されています。
一度訪れてみてはいかがでしょうか。
広島駅から西条駅まで、山陽本線で35分程度です。
新幹線の駅「東広島駅」からは、西条駅まで30分ぐらいだと思います。
パワーは、、、、
あったのはあったような。。。。
最近、神社はパワーや御神気を感じるのが普通になってきてて、
強いパワーでないと、記憶に残らないんです。。。。
ここは、、、
ほのかにあったかなぁ。。。。
また行ってみます